竹の家具 タグ
竹で作られたキャビネットです。中国では古くから竹製の家具が使われてきたという歴史があります。しなやかで丈夫。屋外でも使えることから、人々の憩いの場やオープンカフェ(中国では何と言うかわかりませんが)でもよく使われて来ました。近代になり樹脂や鉄など、扱いやすく耐久性もあり量産ができる工業製品の椅子が作られるようになり、竹の家具は徐々に姿を消していった(現在でも椅子やスツールなど一部の製品は作られているが)、ということなのではないかと推測されます。このキャビネットは1950-60年代に作られた製品のようです。今では見かけることはほぼないと言ってもよい、とても珍しいものだと思います。以前ご紹介したものよりも大きなサイズで、収納が上下に2段あります。中も2段に仕切られています。
6月の定休日 ・・・3(水)、4(木)、10(水)、11(木)、17(水)、18(木)、24(水)、25(木)臨時休業・・・・・20(土)
今月は先月仕入れてきた上海からのコンテナが入荷します。今のところ、第3週に倉庫へ搬入予定です。随時メンテナンスしwebにもアップしていきますので、楽しみにお待ちください。
写真は今回見つけた竹のキャビネット。サイズ違いでこれよりも少し大きいものと2台入荷します。やはり台湾製とのこと。京都の河井寛次郎記念館にもっと立派な竹のキャビネットがあります。当時、河井寛次郎の自宅の近隣に住んでいた台湾の職人が作ったものだそうです。また、シャルロット・ペリアンも来日時に竹の家具などをデザイン・制作していています。以前のブログでも紹介した竹の椅子や梯子も少しだけ見つけることができましたので、僕自身も入荷を楽しみにしています。