竹で作られたキャビネットです。中国では古くから竹製の家具が使われてきたという歴史があります。しなやかで丈夫。屋外でも使えることから、人々の憩いの場やオープンカフェ(中国では何と言うかわかりませんが)でもよく使われて来ました。近代になり樹脂や鉄など、扱いやすく耐久性もあり量産ができる工業製品の椅子が作られるようになり、竹の家具は徐々に姿を消していった(現在でも椅子やスツールなど一部の製品は作られているが)、ということなのではないかと推測されます。このキャビネットは1950-60年代に作られた製品のようです。今では見かけることはほぼないと言ってもよい、とても珍しいものだと思います。以前ご紹介したものよりも大きなサイズで、収納が上下に2段あります。中も2段に仕切られています。
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先日ベニワレンをお買い上げ頂いたお客様からご自宅の写真を送って頂きました。真っ白で綺麗なベニワレン。モダンデザインの照明やウェグナーのソファとの相性も抜群です。
1月のお休み ・・・6(水)、7(木)、13(水)、14(木)、20(水)、21(木)、27(水)、28(木)
年末に伊勢神宮へお参りに出かけました。意外と人も少なく、外宮内宮ともにゆっくりと見て回ることができました。写真は古殿地と言って、遷宮の度に新しい正宮が建てられる土地だそうです。天気も良くて暖かく、良い年の締めくくりができました。今年も良い一年でありますように。
明日から年始の営業を開始いたします。皆様のご来店をお待ちしております。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年はon the shore でもいくつか企画展を開催する他、インドで古くから作られていたコットン製のラグを伝統的な柄で再生産するという試みなども紹介していく予定です。近くなりましたらご案内をお送りしますので、ご来店頂ければ嬉しく思います。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
新年の営業は1/5(火)から開始させて頂きます。皆様のご来店をお待ちしております。
本日が年内の最終営業日でした。本年も大勢のお客様にご来店頂きまして誠にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。明日から冬休みを頂きまして、新年は1/5日(火)から営業再開予定です。お休みの間もメールでのお問い合わせ等は受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
写真は毎年年末に青山のべにや民芸店さんでお正月飾りと合わせて購入している干支の張り子。来年は申(さる)。今年買ったこの申の張り子の説明書きに、こんなことが書いてあったので、紹介させて頂きます。
「申は古来より言伝えや化身などとして数多く登場し、知恵や行動力、豊かな感情、光を見越す高い能力を暗示させる動物として広く知られています。 時には太陽や火、赤色と結び付けられたり、申の形を借りて吉凶を示したという言から「神」の文字となったなど、それだけ人々の暮らしのなかでも困難な目標を達成させる力として期待され敬われ、時に戒めとする対象となってきました。 国外の神話、信仰にも同じように伝えられたものが様々な形で今も生き続けています」〜張り子のこん築さんの招福張り子の説明書きより引用〜
皆様、良い年をお迎えください。
今年のお正月飾りは長野県上田市のお椀型しめ飾り。玄関にお供物をあげる飾り容器で、昔はおせち料理やお雑煮などのごちそうを入れたそうです。この飾りは数年前から欲しかったのに毎年売り切れて買えなかったものなのですが、今年は買うことができました。来年も良い年になるといいな。
雑誌penのオンライン版、pen online さんの連載企画ページ「ONE MORE THING」でインドのヴィンテージキルトとベニワレンを取り上げて頂きました。キルトは平面ですが、風合いや質感、空気などを含めたその空間の魅力が伝わる素敵な写真とテキストで紹介されています。よく考えるとこれらの商品についてブログなどでもそれほど詳しく書いていなかったような気がするので、僕自身にとっても理解が深まった気がします。是非ご一読ください。このページに掲載されていないキルトやベニワレンも多数店頭にありますので、是非実物をお手にとってご覧頂けると嬉しく思います。年内の営業は27日(日)まで(※24(木)は定休日)となっております。皆様のご来店をお待ちしております。
先日入荷してきた beni ouarain のクリーニングが済みましたので4枚追加しています。ヴィンテージの beni ouarain が2枚、beni m’guild というインディゴ染のラグが1枚、そして今回初めて比較的新しく作られた beni ouarain を1枚入れました。少しお求めやすい価格になっていますので、是非ご覧ください。その他 azilal 175 というひし模様のアジラルを1枚saleにしています。1枚のみですので、こちらもよかったらご覧ください。
old beni ouarain is-001old beni ouarain is-002new beni ouarain is-003old beni m’guild is-004azilal 175 sale price
knoll社で製造されていた ettore sottsass デザインのマンダリンチェアです。一本のスチールパイプがアームから背もたれ、座面の下までを一周廻されていて意匠と構造の両方を担っているように思います。このアームフレームのカラーリングが特徴で、当時は様々なカラーで作られていたようです。座面はお尻に向かって緩やかに傾斜していて、座り心地も良いです。背・座のウレタンと合わせて、新しいコットンリネンのファブリックで張り替え済みです。ところで mandarin というのは、昔の中国の官僚や古い中国の標準語等の意味がある言葉(その他諸説いろいろあり)。トーネットの曲木の椅子が元ネタだと思うのですが、古い中国の椅子の肘掛けの綺麗なラインからも影響を受けたデザインなのではないかと思いますがどうなのでしょうね。調べればわかるのかもしれませんが。
先日ごご案内した生の木をクリスマスリースですが、現在店頭に2個在庫がございます。すぐにお持ち帰り頂けますので、まだクリスマス用のリースを用意していなかったや!という方などがいらっしゃいましたら、是非ご来店ください。ちょっと早稲田なんて辺鄙な場所まで行けないけれどリースは欲しいな、という方。宅急便での発送も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
3m20cm x 1m80cm というかなり大きなサイズのベニワレンが入荷しました。広いお部屋にオススメです。毛足は短めですがウールに艶と光沢があるので高級な感じがします。モロッコではヴィンテージやアンティークなどという考えがあまりなくそれぞれがどれくらい古いものかは不明のことが多いのですが、こちらのものはかなり古いものだと思います。ところどころにほつれやそれを補修した跡がありいい風合いが感じられます。
モロッコの「ベニワレン」という地域で作られるラグ。モロッコ産の良質ウールを用いて現地のベルベル人女性の手によって織られている。量産されたものではない為、非常に希少。毛足が長く、白やベージュのベースに黒や茶の幾何学模様が描かれているのが特徴。アジラルなど他のウールラグと比べて使用される毛の量が多く、価格も高いが目が詰まっており丈夫。機能性にも優れ、冬の寒さが厳しいモロッコの山岳地帯でも足元を暖かく保ってくれる。
beni ouarain yz-001 / ベニワレン yz-001
pinterest / beni ouarain ※こちらでベニワレンが使われたインテリアの事例をご紹介しています