オンザショア タグ
2月は、5(木)、12(木)、19(木)、26(木)が定休日となっております。また、3月から今まで通りの木曜日に加えて水曜日もお休みとさせて頂くことにいたしました。ただ、水曜日の方は基本的にお店か倉庫で家具の撮影や補修作業、また仕入れなどの外出にあてる予定ですので、事前にご連絡をいただければお店や倉庫もご案内させて頂きます。何卒ご理解頂けます様、お願い申しあげます。
写真は友人の結婚式が行われたタイのクラビで宿泊したヴィラの玄関に埋め込まれていた3つの石。どの部屋の玄関にもありました。きっと何かの意味があるのでと思いますが、質問をすることを忘れていました。また行く機会があれば聞いてみたいなと思っています。
オランダ daalderop社の錫(すず)で作られたティーセット、1935年製です。まんまるのフォルムに直線的な注ぎ口や持ち手のライン。アールデコ調のデザインだと思われます。持ち手は木製で、塗装の風合いは格別なものがあります。ティーポット、シュガーポット、クリーマー、カップの4点セットで、もちろん、実際にお使いいただけます。現物はそのままの風合いを残すため、表面は磨いたりしていないませんが、貴金属磨き等で磨くことで綺麗になりますので、ご希望の場合はお申し付けください。是非店頭にて現物をご覧になっていただければと思います。
オランダの陶芸家、ヤン・ファン・デル・ファールトの”windrad 風車”という名前のフラワーベースです。真上から見ると風車の形をしているのがわかります。フラワーベースとしては少し変わったデザインですね。デザイナーのヤン・ファン・デル・ファールトは幾何学的な造形の作品を多数作った陶芸家のようで、rosenthalの製品も多数手がけています。このベースは高さも23cmほどありますので、花器としては使い勝手の良いサイズです。青い釉薬も綺麗なので、お部屋に飾っておくだけでも雰囲気がありますね。
ヨーロッパで現存する最古のガラスメーカー、kosta社で作られたガラスベース”the bath”(沐浴)です。沐浴している様子が描かれています。後ろを向いた姿が水面にも反射している風景を切り取った美しい製品です。水面を走る波の様子までもが描かれており、その仕事の繊細さも伺うことができます。デザイナーのvicke lindstrandはガラス製品だけではなく、イラスト・彫刻・陶芸などの様々な素材のものを手がけたデザイナーとして知られています。kosta社は後に boda社と合併し kosta bodaという社名に変わっています。そちらの名前の方が馴染みがあるのではないでしょうか。erik hoglund による製品などで有名ですね。
クラフト カテゴリーに商品をアップしました。石川県山中漆器の畑漆器店のブランド col.(カラー)のKOMA(コマ)、デザインディレクションはMUTE(ミュート)。是非ご覧ください。
建築、インテリア、家具、照明など様々な分野で活躍しているデザイナー パオロ・リッツァートにが手掛けた壁掛けの照明です。古い洋書や海外の雑誌などではよく見かけるので、以前から海外では人気のある製品なのでしょう。1973年にデザインされていますが、まさに現在の室内空間に使いたい、そんなプロダクトです。アームについた重りでバランスと取るという構造になっています。ブラケット(壁に取り付ける三角形の枠)は180度回転し、さらにアームも自由に高さと角度を変えらるという素晴らしい機能です。フロアライトとして、デスクライトとして、様々な場所・用途で自由自在に操ることができる照明です。
26(金)は撮影の為、午後1時からの営業とさせていただきます。ご来店の際はご注意ください。写真は中国の古い燭台です。サイズ、色それぞれございます。他にも、古い桶や箱なども入荷しております。それぞれ興味深い品々です。※明日木曜日は通常定休日です。
イタリアの照明デザインといえば、ジノ・サルファッティの名前が最初に挙がるでしょう。 アルテルーチェ社を若くして設立し、生涯数百にものぼる照明をデザインした奇才として知られています。こちらのMOD.2133は1956年にデザインされました。スチールのシェードを引っ掛けるというシンプルな構造になっています。 光がシェードを中心にして上下に広がるというしくみです。50年以上前のデザインにもかかわらず、現代の生活にもフィットする素晴らしいプロダクトだと思います。アルテルーチェ社は1970年代にフロス社に買収されており、いくつかのプロダクトは現在も生産されていますが、このMOD.2133はすでに廃盤品になっています。海外のサイトでもあまり見かけませんので、大変希少です。同等のコンディションで2台在庫がございます。