モロッコのヴィンテージラグ、beni ouarain(ベニワレン)、azilal(アジラル)、そしてインドのヴィンテージキルトの展示販売会を行います。
ますます人気と注目の高まるモロッコのラグ。アルヴァ・アアルト、ル・コルビュジエ、チャールズ&レイ・イームズなど、著名なデザイナー・建築家たちからも注目されたことはよく知られています。近年、欧米のインテリアで使われている事例も多く目にするようになりました。シンプルでプリミティブなデザインや素晴らしい風合いはもちろん、その高い品質もその主な理由なのではないでしょうか。今回 on the shore では、これからの季節に是非使って頂きたいこれらのモロッコのラグと合わせて、ヴィンテージのインドのキルトを藍や泥で後染めしたものも仕入れをしました。この機会に実際にお手にとってご覧頂ければ嬉しく思います。なお、会期中は休まず営業いたします。皆様のご来店をお待ちしております。
会期 10月2日(金)〜10月13日(火)会場 新宿区早稲田鶴巻町560-5,1F on the shore営業時間 月〜土 12:00-19:00、日/祝 12:00-18:00 ※会期中無休問い合わせ tel:03-6228-0657 mail:info@on-the-shore.com
以下、入荷する製品の簡単なご紹介です。
【beni ouarain / ベニワレン】モロッコの「ベニワレン」という地域で作られるラグ。モロッコ産の良質ウールを用いて現地のベルベル人女性の手によって織られている。量産されたものではない為、非常に希少。毛足が長く、白やベージュのベースに黒や茶の幾何学模様が描かれているのが特徴。アジラルなど他のウールラグと比べて使用される毛の量が多く、価格も高いが目が詰まっており丈夫。機能性にも優れ、冬の寒さが厳しいモロッコの山岳地帯でも足元を暖かく保ってくれる。
pinterest / beni ouarain ※こちらでベニワレンが使われたインテリアの事例をご紹介しています
【azilal / アジラル】モロッコの「アジラル」という地域で作られる。シンプルで幾何学的な柄、カラフルで他の何にも似つかないベルベル人独特のプリミティブな柄のものなど、一つとして同じものがない美しく貴重なラグ。材質は主にウールが用いられており、厚みがあり冬でも暖かい。当然設計図などはなく、直線や均等幅という感覚もない為、幅が一定でなかったり縁もまっすぐではないというところも特徴であり魅力。
pinterest / azilal ※こちらでアジラルが使われたインテリアの事例をご紹介しています
【indian quilt / インドのキルト】様々な生地を縫い合わせた布の中に綿を入れて作られる布製品。柄、色、厚みなど一点一点違うところが特徴。嫁入り道具の一つとして母から娘へ贈られるという風習もある。
今回はそのキルトの藍染、泥染したものと、白を基調としたものを仕入れました。元のキルトの柄がそれぞれ違い凹凸があったり、糸の素材(染まる素材であったり染まらない素材であったり、また金色の糸であったり)が違うことで、その個性がより一層際立って見える面白い仕上がりになっています。染物の為、ジーンズのように使っていくにつれて色落ちするなど、その風合いの変化を楽しむことができます。ラグ、ベッドスロー、ソファカバーとしてなど、様々な用途でお使いください。