来月の入荷を前に、倉庫の商品を多数店頭に並べました。上海の家具からヴィンテージの小物までボリュームたっぷりです。じっくりとご覧頂けるよう、冷たいお茶を用意して皆様のご来店をお待ちしております。
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福井守さんによる木のオブジェを3点アップしました。福井さんは学生時代プロダクトデザインを学び、デザインユニットを立ち上げげられました。様々な企業と数々のデザインプロジェクトを手掛けた後の2014年に独立。現在は木のオブジェを作られています。材木屋、川原など様々なところで出会った様々な樹種の木々を、思い向くままに削り出し形になってくるオブジェは、二つとして同じものはなく、どれもが個性的な質感と表情を感じさせてくれます。
「すっと息を吸い 心を清らかにして余白のある空間に、ものを飾ってみる」そんな彼の言葉の持つ感覚に共感を覚えます。
先日もブログで紹介した、pinterest の「beni ouarain / ベニワレン」に続いて、FLOS 265 の写真を集めた「FLOS wall lamp 265 / ウォールランプ 265」を追加しました。この照明もベニワレン同様に、海外の素敵なインテリア空間で使われている写真を見かけることが多い製品の一つです。日本では天井の高さなどの住宅の制限がある為でしょうか、実際には取り入れにくかったのかもしれません。しかし最近では、古いマンションのリノベーションや新築でも天井が高い家を建てられる方が増えているのでしょうか、お問い合わせを多く頂いております。可動範囲が広く機能的。存在感もあり少し離れて眺めてみても美しい佇まいだと思います。デザインされたのは1973年ですが、今まさに使いたい照明ではないでしょうか。こちらの pinterest をご覧頂き、そのイメージを膨らませて頂ければ嬉しいです。またon the shore の店頭には白のタイプを展示しておりますので実物をご覧になりに是非ご来店ください。
以前もブログでお伝えしておりました、GOLDMAN の usb port 付仕様を web サイトにアップしました。是非ご覧ください。
昨年から on the shore でも取り扱いをしているモロッコのヴィンテージラグ beni ouarain(ベニワレン)。ヴィンテージであることと、すべて手で織られている為一点一点柄やサイズが違うのが特徴です。良質のウールが用いられており、特に冬は足元を暖かく包んでくれます。数年前まではモロッコの国外に出ることはあまりなかったようですが、近年では特にヨーロッパで人気が高まっており、様々なインテリア空間で見かけるようになりました。日本ではまだそれほど認知されていないようですが、イタリアで開催されているミラノサローネでも様々な空間にベニワレンが使われていたという情報等も届いており、日本でもこれから人気が高まるのではないでしょうか。そこで、そのベニワレンの雰囲気や実際にお部屋で仕様している雰囲気を少しでもお伝えできるように、on the shore の pinterest に「beni ouarain / ベニワレン」というボードと追加し、様々なインテリア空間に取り入れられているベニワレンの写真をピンして行くことにしました。海外の写真がメインですが、実際にお部屋で使用されるイメージを膨らまして頂ける助けになればと思います。
on the shore の pinterest ボード「beni ouarain / ベニワレン」
現在店頭にある1枚はサイズも大きく柄もシンプル。おすすめです。その他、ご希望のサイズや柄等がございましたら、探してくることも可能ですのでお気軽にご相談ください。
木製の花器です。※写真はラベンダーのドライフラワー風景やお花の象嵌が施されています。ジュエリーボックス同様、租界時代にヨーロッパから上海へ持ち込まれた製品で、20世紀初頭まで流行したアール・ヌーボーの流れの製品だそうです。4面全てが違う模様の象嵌は繊細でとても美しく、当時の職人の高い技術と精度を見ることができます。小の方には中にブリキのカップがはいっていますので、生花も飾ることができます。大の方にブリキ缶は付いていないのですが、ドライフラワーなどを飾るのにお使いいただけます。作られてから100年以上経っており、その存在感は他にはないものを感じます。
4月の定休日・・・1(水)、2(木)、8(水)、9(木)、15(水)、16(木)、22(水)、23(木)、30(木)臨時休業・・・・4/6(月)※納品の為営業日変更・・・4/29(水)は昭和の日で祝日の為営業いたします
on the shore から徒歩数分のところにある江戸川橋公園は桜が満開です。神田川に沿って桜並木が続きます。公園もあるのですがそれほど混み合ってはいないので、以外と知られていない場所なのかもしれません。週末にかけてお天気が崩れるようですが、暖かい風に揺られる桜を見に是非お出掛けください。※動画は右下の設定ボタンの【画質】を是非【HD】にしてご覧ください
東京都庭園美術館。日本で最も有名なアールデコ建築として知られています。先日学芸員の方とお話をする機会があり、その際に知ったのが15年前の2000年に開催された展覧会《ART DECO AND ORIENT / アールデコと東洋》でした。
ヨーロッパで広まったアールデコがアジアにも伝わり、上海・香港・インドなどの都市に取り入れられたアールデコに焦点を当てた企画です。アールヌーボーとアールデコへの変遷、そしてそのリバイバルとしてのポストモダン、ポストモダンとバウハウスの関係性、オリエンタリズム(中国美術やインド美術からの影響)についての視点など、とても面白い内容です。on the shore で扱う上海アールデコの家具も1920〜30年代のものと聞いていましたが、やはりその時期が最もアールデコと上海の街自体に活気があったのは間違いなく、改めていろいろな確信を持つこともできました。
学芸員の方も上海に限らずアジアのアールデコにはご興味をお持ち頂いていて、上海アールデコの家具に関してはあまりご存知なかったそうです。いろいろとお話もでき、僕自身も大変勉強になりました。また、上海に限らずアジアのアールデコは面白いものがあるにも関わらず、まだまだ知られていないのだという印象です。on the shore はもっとこの辺りを深めて行きたいと再確認することもできました。この図録は店頭にありますので、ご来店の際には是非ご覧ください。
そして、次回上海仕入れのお知らせです。少し先ですが5月の中旬を予定しています。約1年ぶりの上海。ご存知の通りの円安ですので、現地へ行くのが少し恐ろしいですが今回も良いものを仕入れられればと思います。また、何かお探しの家具(例:ガラスキャビネットで4面ガラス、サイズは幅500x奥行き500x高さ1600、価格は20万くらい等)がございましたら、お気軽にご相談ください。
vincent & mia広島県広島市中区中町 5-1 naganuma bld2 1ftel & fax 082-247-6023open 12:00〜20:00定休日:水曜日
広島市中区にあるアパレルショップ vincent & mia 様のリニューアルオープンに合わせて、店舗用什器として上海の家具とヴィンテージランプをセレクトして頂きました。上品で洗練された空間の中で、商品とお店の雰囲気をを引き立てるように、上手に取り入れて頂いています。雑誌とwebサイトをご覧になられて東京出張の際にご来店頂いたのが昨年末。店頭にある shanghai art deco や living in china などの写真集をご覧になったことでリニューアル店舗の内装のイメージも膨らませて頂けたようでした。上海の家具はそれぞれ存在感がありますが、今回の vincent 様のお店のような清潔感のある空間に合わせて頂くことで、お店のその上品さをより一層際立だせることができたのではないかと思います。
《納入家具》shanghai art deco chest / 上海アールデコ 蛇腹キャビネットold shanghai chair / 老上海 椅子Daalderop desk lamp / デスクランプ