on the shore - オン・ザ・ショア

Blog Archives

2016.07.01 Fri

入荷

7月のお休み ・・・6(水)、7(木)、13(水)、14(木)、16(土)、19(火)、20(水)、21(木)、27(水)、28(水)

先日入荷してきた商品は準備でき次第webサイトにアップしていきますが、ご来店頂いたお客様には倉庫もご覧いただける様になりました。お店から歩いて数分の近いところですので、お気軽にお問い合わせください。
尚、倉庫をご案内中は店舗の方を一時的に閉めて出かけております。ご来店頂いた際に入り口に張り紙が貼ってあった際は大変申し訳ございませんが、少しお待ちいただくか携帯電話までご連絡ください。もしご来店のお時間が決まっていらっしゃるようでしたら、事前にご連絡をいただければスムースにご案内できると思います。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

皆様のご来店をお待ちしております。

2015.11.02 Mon

bamboo ladder / 竹のはしご

竹でできたはしごです。
中国では古くから竹製の家具が使われてきたという歴史があります。しなやかで丈夫。屋外でも使えることから、人々の憩いの場やオープンカフェ(中国では何と言うかわかりませんが)でもよく使われて来ました。近代になり樹脂や鉄など、扱いやすく耐久性もあり量産ができる工業製品の椅子が作られるようになり、竹の家具は徐々に姿を消していった(現在でも椅子やスツールなど一部の製品は作られているが)ということなのではないかと推測されます。
このはしご。竹のキャビネット同様に、今では見かけることはあまりなく、作られてもいないので非常に珍しいです。構造は単純で、穴を開けた支柱に踏ざん(足を乗せる部分)を差し込み同じ竹の釘で固定してあります。これによって横揺れを防止しているようです。まだハシゴとしても使えますが、洋服やタオルをかけたり何かを飾るなどインテリアとしてお使い頂くのをおすすめします。上海租界エリアにある歴史的な建物の修繕などがされている現場では竹で組まれた足場が使われているのを見かけたことがあります。この辺りの建物はそれほど高さがないので未だに竹が使われているのではないでしょうか。

竹といえば、シャルロット・ペリアンが日本に滞在している際に竹を用いたプロダクトを多数デザイン・製作しており、近年ではカッシーナ社からも竹を使ったシェーズロングも復刻されています。また、民藝運動でも知られる陶芸家の河井寛次郎の京都にある記念館では、竹で作られたキャビネットが展示されています(作ったのは当時近くに住んでいた台湾人の家具職人だった)。多くのデザイナーや芸術家たちが竹という素材に魅力と可能性を感じ、手がけた製品や作品の素材として選んだことは面白く興味深いと思います。

bamboo ladder / 竹のはしご

2015.08.25 Tue

上海アールデコサイドテーブル

上海アールデコのサイドテーブル、長方形のものになります。
天板は合板が使用されています。大きく4分割された部分とそれを囲む縁の部分に、色の濃淡を違えた突き板をはることで 面白いパターンに仕上げられています。また突き板の木目が斜めになるように使われていて、 フローリングのヘリンボーン貼りのようにも見え高級な印象を与えてくれます。
脚部には無垢材が用いられているので、強度もしっかりとあります。サイドテーブルとしては使いやすい長方形サイズで高さも 約55cmなので、ソファサイドなどでのご利用に良いと思います。

shanghai ART DECO rectangle sidetable / 上海アールデコ レクタングルサイドテーブル

2015.08.11 Tue

上海アールデコチェア

上海アールデコの椅子です。
背もたれの彫刻と脚部の装飾が特徴的なアールデコのものになっています。シンプルな形をしていますので、モダンなデスクやテーブルとも合わせやすいと思います。シートハイも44.5cmで一般的な高さで、板の座面ですが座り心地も良いです。
イギリスなどのチャーチチェア(教会の椅子)にもにたデザインだったりもし、そのあたりが上海アールデコ・老上海のアバンギャルドな時代を感じさせてくれる要因ではないでしょうか。在庫2脚あり。

shanghai ART DECO chair / 上海アールデコ チェア

2015.08.09 Sun

old shanghai book case / 老上海 書棚

老上海の書類収納です。
ガラスの入った扉をスライドさせて開閉させます。収納は4段。内寸は、幅.955 奥行.300 高さ.340 mm。数ミリ程度の誤差はありますが、大きな写真集や図録なども余裕を持って収められます。食器収納としても使えそうですので、中にもう一段棚板を造作しても良いかもしれません。商品の展示用什器としても面白いのではないでしょうか。
高さも180cmあるので、置いた空間に対しての存在感、また木の風合いやその佇まいは他の上海家具同様に格別なものを感じます。

old shanghai book case / 老上海 書棚

2015.07.31 Fri

shanghai art deco coat hanger

上海アールデコのコート&ハットハンガー。古い材を用いて、古いデザインを元に作られたリプロダクトになります。
僕自身、今まで見たことがない、ちょっと変わったデザインをしていると思い仕入れました。フックは3箇所。面白い形に切り取られた板に付いたフックに、帽子、コート、マフラーなど別々に掛けることができるようになっています。真ん中のバーには傘などを掛けられそうな感じです。
ベースの上にもバッグなどの荷物が置けるくらいのスペースがあるなど、機能的にも優れたハンガーだと思います。

shanghai ART DECO coat & hat hanger / 上海アールデコ コート&ハットハンガー

2015.07.25 Sat

chinese glass showcase / 中国のガラスショーケース

 中国のガラスショーケースです。こちらは今回の仕入れの際にお客様からご依頼を頂いて買い付けてきたものになります。写真の通り元々は背中が鏡(バッチリ撮影する人が映り込んでいます)だったものを、お客様からのご依頼でガラスに入れ替え、4面ガラスにしてのお届けをさせて頂きました。本日納品に伺ったのですが、設置される場所を拝見して納得。窓からは特に今の季節綺麗な緑のお庭が見えて、開放感のあるリビングの雰囲気を壊すことなく溶け込んでいます。

 将来お子様にも残せるような家具を、ということで今回のキャビネットを含めお家に置くものを選んでいらっしゃるお客様のとても素敵なお部屋でした。

chinese glass showcase / 中国のガラスショーケース

chinese glass showcase / 中国のガラスショーケース

chinese glass showcase / 中国のガラスショーケース


2015.07.13 Mon

relife+

7/14日発売、扶桑社さんから発売される、別冊住まいの設計 relife+(リライフプラス)vol.18、P144「リノベした空間に置きたい!リノベのアイデアが見つかる!Antique&Vintage Furniture Shop Guide」で on the shore のお店を取り上げて頂きました。
是非書店等でお手に取ってご覧くださいませ。
relife+

記事でも書いていただきましたが、on the shore はただの中国/上海アンティーク家具屋ではございません。そこにモダンデザインのプロダクトや日本のクラフト作家のオブジェ照明、モロッコやインドのヴィンテージラグマットを合わせるといった、流行りやブランド・デザイナーなどにとらわれない自由な空間作りを提案するお店です。webサイトで掲載している商品以外にも多数お取り寄せできる家具や小物、またラグやカーテンなどインテリアのコーディネートも承っております。お気軽にご相談ください。

2015.07.07 Tue

old-shanghai document case 老上海 書類収納

老上海の書類収納です。
引き出しの内寸は370x290mmあり、A4より大きいB4サイズまで収まります。高さも73mmあるので大判のハンコやカメラの充電器なども十分入れられます。カトラリーなどを入れても良さそうです。同じサイズで12段あるので、かなり色々なものを収納・整理できると思います。上海家具の特徴でもある、引き出し横と奥行きサイズもコンパクトなので、置き場所にも困らないのではないでしょうか。
アイデア次第でオフィス、書斎、リビング、キッチンなどどこでも使えると思います。

old shanghai document case / 老上海 書類収納

2015.05.15 Fri

shanghai art deco dresser

昨晩上海出張から戻り本日から営業再開しております。今回は新たに見つけたお店も幾つか周り、良いものをたくさん仕入れることができました。入荷は6月上旬〜中旬を予定しています。店頭では仕入れをした商品画像もご覧いただけますので、お探しのものがございましたら是非ご来店ください。

写真は図録でしか見たことがない上海アールデコのドレッサー。とても珍しいものです。仕入れはしていないのですが、ご希望でしたらご案内も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

今週末も通常通り営業しております。皆様のご来店をお待ちしております。