bankers chest / 銀行の書類ケース 幅.455 奥行.455 高さ.1560 mm ¥200,000 + 税(8%) 上海の銀行で使用されていた書類を入れる収納です。老上海時代には欧米の主要銀行も上海に進出しており、それらの建築はアールデコ様式のものも多かったようです。そういった銀行で使用されていたのでしょう。銀行の名前が入ったプレートが付いたまま残ったものもあるようですが、こちらは付いていないのでどこの銀行のものかを特定することはできません。 引き出しの左右のフレームには引き出しの出し入れのストッパーがついているという、珍しい構造になっています。金具もしっかり備え付けられているため、セキュリティーも守られていたようです。引き出しの取手も削り出した木で作られており、当時の職人の手仕事がうかがえます。引き出しの奥行き、幅、高さが十分にありますので、様々なものを収納することが可能です。
Blog Archives
お店の外に造作した台にお花や植物を増やしていこうと思っています。4月に植えたラベンダーの花がたくさん咲いたので、お花を収穫しました。中国の筆立てを使って店内で乾燥させている最中です。ドライフラワーやポプリ。夢は膨らみます。
アイビーも青々と美しく。梅雨に入る前だけのしばらくの間の清々しい季節。 本日も快晴ですね。皆様のご来店をお待ちしております。
シューズブランドで、マーケティングやコンサルティングを手掛けられている、MIKIRI(株式会社ミキリ)のクリエイティブディレクター:河村さんのブログ「TOKYO DIALY」でご紹介頂きました。
また、表参道にある、omotesando atelier(オモテサンドーアトリエ)さんのブログでもご紹介頂きました。こうしていろんな方々にブログやfacebookでご紹介頂けることは本当に嬉しいことです。ありがとうございます。
また、先日のブログでもご案内した通り、on the shore の最寄り駅は早稲田駅ですが同じ東西線のお隣の駅:神楽坂からも歩いて頂ける距離です。神楽坂はおいしいレストランや素敵なギャラリーもたくさんあります。ランチにでもお出かけがてら、早稲田まで足を運んで頂ければ嬉しいです。
shanghai ART DECO sidetable / 上海アールデコ サイドテーブル 1920〜30年代 幅.560 奥行.385 高さ.780 mm ¥80,000 + 税(8%)
上海アールデコのサイドテーブルです。取手や脚のデザインが1920~30年代に作られた、アールデコスタイルであることを決定づけています。特に脚部には背板がなく、脚がアールを描いてベースに繋がっているという、他では見かけないデザインがされています。この点も大きな魅力の一つでしょう。 扉の中には3段の棚が付いていますので、書類や書籍などを収納することができます。どのパーツを切り取っても面白く、非常に雰囲気のあるサイドテーブルです。
round cabinet / ラウンド キャビネット 1920~30年代 / 上海 幅.1150 奥行.505 高さ.935 mm ¥250,000 + 税(8%)
老上海(ラオシャンハイ)のキャビネットです。下部収納部分の正面から見て右側はアール(丸く)に、内側には棚板がついています。正面から見て左側の扉の中には、引き出しと2段の棚が、中央には引き出しが1段と大きな収納になっています。本体上部の棚はまるで茶室の違い棚のような設え。窓には竹がはめ込まれており、日本の様式としても解釈するできる、大変変わったデザインのキャビネットです。上海アールデコとは違い、日本と中国の、文化・機能が融合することによって生まれたキャビネットではないでしょうか。木の擦れ具合や取手の風合いなど、全体的の存在感と雰囲気は特別なものを感じます。
5月は、明日9日(金)・14(水)・24(土)・29(木)をお休みに、また23日(金)は午後5時閉店とさせて頂きます。 何卒宜しくお願い致します。
お陰様で最近では、bankers lamp などお探し物や目的でのご来店を頂けるようになってきました。誠にありがとうございます。お休みのご案内は前もってブログとfacebookでご案内はさせて頂きますが、急な外出等でお店を一時不在にする場合もございます。店主一人で運営しておりますので、何卒ご理解をくださいませ。
もしお手数でなければ、ご来店前に一度お電話やメールでご確認を頂ければご不便をお掛けすることも無いと思います。気に留めておいて頂ければ幸いです。
お電話:03-6228-0657 メール:info@on-the-shore.com 宜しくお願い申し上げます。
先月仕入れをしたヨーロッパより、ヴィンテージ品が入荷してきました。今日から店頭に並べて販売しています。連休中も休まず営業していますので、是非おでかけくださいね。
wine glass “Ginevara ” design ettore sottsass by alessi 2001~2003
blue glass jug design timo sarpaneva by ittala 1956
alarm clock AB1 and AB1A by braun 1980~90’s
etc…
ART DECO tea set 1930’S made in the netherlands
plate ” rucola # design ettore sottsass for MENPHIS by FLAVIA 1985
some objects and books
wall lamp by RAAK 1968 made in the Netherlands
table or floor lamp design hans-agne jakobsson 1935 by markaryd in sweden
気になる商品などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
明日から10日間連休の方も大勢いらっしゃるのでしょうか?on the shore の明日からの営業日程をお知らせします。営業時間は変則的ですが、連休中は毎日営業いたしますので、皆様のご来店をお待ちしております。
4/26(土)12:00~19:00
4/27(日)13:00~18:00 ※通常より1時間遅い開店です
4/28(月)12:00~19:00
4/29(火・昭和の日)12:00~18:00
4/30(水)12:00~19:00
5/1 (木)12:00~19:00
5/2 (金)12:00~19:00
5/3 (土・憲法記念日)12:00~19:00
5/4 (日・みどりの日)12:00~19:00
5/5 (月・こどもの日)12:00~19:00
5/6 (火・振替休日)12:00~18:00
ちなみに on the shore の最寄り駅は地下鉄東西線の早稲田駅ですが、お隣の神楽坂駅からも歩いてご来店頂ける距離です。こちらにグーグルマップのリンクを貼付けますので、ご覧ください。
また、来週中にはオランダからヴィンテージ品が入荷予定です。詳しくはこちらのブログでご案内していきますので、ご覧くださいね。
FLOS「GOLDMAN」design by Ron Gilad
幅255 奥行80 高さ400mm ¥48,500-(税抜)
1800年代という、照明器具としては最も初期にデザインされた、当時は銀行で使用されていた「bankers lamp」が現代の解釈で生まれ変わりました。オリジナルはグリーンのガラスシェードに真鍮のベースで構成されていました。重厚感と存在感を伴い、かつ手元を照らすという銀行家達の仕事を支えるに欠かせない機能を持ち合わせた、アノニマスな名作として知られています。この「GOLDMAN」は、シェードをポリカーボネートに、本体・ベースをアルミに、光源をLEDにと、デザイナー:Ron Giladの手によって進化を遂げて登場です。
on the shore でも取り扱いをしております。
この照明はFLOSから今年の3月に発表されました。その情報を得た瞬間、僕の脳裏にある映像が蘇り、鳥肌が全身を駆け巡ったのです。そもそもの始まりは高校3年生の冬、今から17年程前、名作「セブン」を見た時に遡ります。※セブンについてはこちらを
定年を間近に控える刑事:サマセット(名優:モーガン・フリーマン)はダンテの神曲について調べ物をするために図書館へ出向きます。そのシーンでこの「bankers lamp」が十数台、暗い館内のデスクの上を照らしているのです。その光景たるや圧巻でした。それ以来、僕の頭の中からこの映像が離れることはありませんでした。
先程も書きましたが、このbankers lampはその名の通り銀行家たちのために作られたものです。緑色の光は目に優しいことからこの色なのでしょう。図書館のインテリアに使われたのもの納得できます。デザインはかなりの数存在するようで、買い付けの際上海でもたくさん見ました。租界時代には多くの欧米の金融機関が上海にも進出していたので納得できます。探して回りました。しかしながら、コピー品や劣悪なリプロダクトもかなり出回っているため、本当に古いオリジナルのランプはなかなか見つかりません。
そしてあきらめかけていた最後の仕入れ先を回った時。ついに、いままでいくつか見ていたものが本当のオリジナルではないということを決定づける、bankers lamp を見つけたのです。
original「bankers lamp」unknown designers 1900~20’s
幅175 奥行175 高さ335mm ¥200,000-(税抜)
ポリカーボネートとガラスのシェード
アルミニウムと亜鉛合金、キャストアイロンのベースに真鍮カバーのベース。リプロダクトとの違いはこのベースとアームのクオリティー。goldmanはこのLEDの部分がスイッチで調光可能。
スイッチももちろん真鍮製。
また探したいですが、同じデザインではなくても古いものはなかなか見つからなさそうです。
追記
藤原ヒロシさんもブログでこの「bankers lamp」について書いていらっしゃいました。セブンの図書館での1シーンの画像も見ることができますね。興味深いプロダクトです。
たくさんの諸先輩方からの助言を頂きましたので、お店の案内を入り口のウィンドーに貼りました。看板も考えましたが、せっかく大きなガラスが3面もあるので、一ヶ月経ってしまってからなのであれですが。
お店の目印はこのレンガの外壁です。ご存知かもしれませんがこの早稲田は、製本・印刷屋さんの町です。on the shore の周りも、工場ばかりで、日中はフォークリフトがぶんぶん走り回っています。そんな中にレンガの外壁のお店はちょっと浮いています。
本日土曜日は19時まで、明日日曜日は18時まで営業しております。
是非ご来店ください。