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2日から開催しているモロッコのラグとインドのヴィンテージキルトのイベント。毎日大勢のお客様にご来店頂いています。人気のベニワレンはもちろん、まだそれほど知られてはいないアジラルもキルトも好評です。サイズも柄もどれひとつとして同じものはないので、皆様一点一点広げてご覧になってお気に入りの一枚を見つけてくださっています。会期は13日(火)までですが、通常定休日の明日7(水)、8(木)も営業しております。東京で見られるところはそれほどないと思いますので、ぜひこの機会にご来店いただけると嬉しく思います。
写真はアジラルの中の一枚。面白い柄と他にはない鮮やかな色使い。お部屋の雰囲気が明るくなりますね。これからの季節には足元を暖かくしてくれるウールのラグがおすすめです。
上海アールデコのコートハンガーです。いままでにもいくつか( 衣掛、 コートハンガー、 コート&ハットハンガー)入荷してきましたが、これは最もシンプルなデザインでスリムなシルエットの製品です。ベースと支柱の支えにアールデコな装飾が特徴的。フックは四方についています。ベースも32.5cm角なのでそれほどスペースを取らずに置くことができるのではないかと思います。シンプルですが雰囲気があり、コンパクトで使いやすそうなコートハンガーです。
9/16発売の I’m home 2015 NOVEMBER no.78 P164からの、ANTIQUE & VINTAGE store list に on the shore もご紹介頂きました。
今号は「Timeless Beauty,ANTIQUE & VINTAGE〜アンティーク&ヴィンテージのある暮らし」という企画です。中でも是非ご覧頂きたいのは、P50からの「case study」という特集ページで、素敵な個人邸のインテリアが紹介されています。フランスのブロカントやイギリスのアンティーク、また中国アンティークが取り入れられているお宅などがあり、とても楽しめる内容です。他にも、国内外の素敵なアンティークショップが多数紹介されていますので、是非書店等でお手にとってご覧ください。
明日からの連休は、通常定休日の23(水)含めて毎日営業いたします。お天気も良さそうです。皆様のご来店をお待ちしております。
上海アールデコのドレッシングミラーの付いたチェストです。まずミラーの枠に施された装飾をご覧ください。上海アールデの特徴とも言えるものではないでしょうか。 鏡の両脇につけられた動物の手のようにも見える彫刻が存在感を放っています。背板に見られるのは雷紋でしょうか、 中国では魔除けの意味をもっているそうです。ミラーも面白い形をしていると思います。引き出しは6段。ここもそれぞれにアールデコの装飾が施されていて、すべての段が繋がって模様が完成するようになっています。
チェストとしての収納力はもちろんありましす、ちょうどいい高さにあるミラーはドレッシングミラーとして 使いやすい高さやサイズだと思います。全体的な雰囲気は素晴らしいものがある逸品ではないかと思います。
上海アールデコの椅子です。背もたれの彫刻と脚部の装飾が特徴的なアールデコのものになっています。シンプルな形をしていますので、モダンなデスクやテーブルとも合わせやすいと思います。シートハイも44.5cmで一般的な高さで、板の座面ですが座り心地も良いです。イギリスなどのチャーチチェア(教会の椅子)にもにたデザインだったりもし、そのあたりが上海アールデコ・老上海のアバンギャルドな時代を感じさせてくれる要因ではないでしょうか。在庫2脚あり。
老上海の書類収納です。ガラスの入った扉をスライドさせて開閉させます。収納は4段。内寸は、幅.955 奥行.300 高さ.340 mm。数ミリ程度の誤差はありますが、大きな写真集や図録なども余裕を持って収められます。食器収納としても使えそうですので、中にもう一段棚板を造作しても良いかもしれません。商品の展示用什器としても面白いのではないでしょうか。高さも180cmあるので、置いた空間に対しての存在感、また木の風合いやその佇まいは他の上海家具同様に格別なものを感じます。
オランダの de ram という陶磁器ブランドのカップ & ソーサー。1929年の製品です。シンプルで軽く、取手の部分は広いので非常に持ちやすいです。デザインなどで特徴的なところはありませんが、機能的で日常生活で使う道具としては良いと思います。6脚ありますので、来客用のセットとしていかがでしょうか。
ガイ・レンヌというフランスのアーティストによるリトグラフです。正確には何なのかはわかりませんが、ひし形模様のクロスが掛かったテーブルの上に置かれたシャープなデザインのポットが見えます。他には魚のようにも見えるものが2体あり、もう一つワイングラスのようなものも見えます。そして背景には窓が描かれているようです。力強くも見えるし、荒んだ日常の一コマのような印象にも見て取れる、一風変わった作品です。作者のサイン入り、ダークブラウン木製フレームに入っています。
19世紀創業の歴史と格式ある貴金属ブランド、WMF(ヴィーエムエフ)のフラワーベースです。アールデコ全盛時代に作られたこの”ikora”は著名な建築家やデザイナーたちに依頼をして作られたシリーズです。真鍮のベースの表面がグリーンに塗装されており、その上に金色の装飾が施されています。新しい製品には出すことのできない風合いの素晴らしい製品だと思います。