上海アールデコのスクエアテーブルをアップしました。上海の家具は久しぶりの更新です。このスクエアテーブルは脚部のデザインが非常に変わっていて、機能的でもあります。2人で使うのにはちょうどいいサイズではないかと思います。是非ご覧ください。
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carved wooden hand / 木彫りの手made in INDONESIA 1940’s
今年で開窯240周年を迎える世界的テーブルウェアメーカー Royal Copenhagen のプレート”pomegranate(ざくろ)”です。ざくろ”の大胆なその模様と彫りが施されている面白いプレートです。デザインを手がけたのは Gerd Bøgelund で、 こういった彫刻的な製品を多数手がけていたようです。かなり厚手で重厚感もあり、また釉薬の美しい表情は他にはない素晴らしいものがあります。1959年製。
先日行ってきたマレーシアで仕入れをした、マレーシアの陶磁器メーカー claytan社製のカップです。歴史ある古いホテルで使われていたその、made in malaysia と書かれたのカップにとても惹きつけられましたのです。ホテルやアンティークショップ、カフェやコーヒーの販売所(マレーシアはコーヒーも特産品のようです)などを聞いて回りました。そこで分かったことは、
・元々このカップはとあるコーヒーショップのために作られたものである。・現在は生産されていない。・中国製の品質の悪いリプロダクトがかなり出回っている。・古いカフェやホテルでは未だに大事に使い続けている。・1950〜60年代のデザイン、プロダクトである(今回入荷した分はいつころ製造されたものかは不明)。
ということなどでした。Claytan社は1920年に設立された老舗メーカーで、日本で言うとNIKKOや白山陶器、フィンランドでいうとarabiaのような会社だと思われます。もちろん現存します。写真はその中国製造との比較画像です。左が中国製のリプロダクト、右がclaytan社製 made in MALAYSIAです。推測ですが、いろいろな会社がこの柄だけを模したカップ&ソーサーを作っているようで、微妙な違いのものはたくさんあり、そのうちの1種類を買ってきました。画像では分かりにくいのですが、持ち手、口の厚み、素材感、絵付けの繊細さ、色など、 オリジナルと比較するとその品質の差は歴然です。リプロダクトが多く作られている背景には、このカップが当時かなりポピュラーで様々なところでも使われていたというような製品だったということなのではないでしょうか。
一部の歴史あるホテルやカフェでは今もなお大切に使われていることが、それを証明しているのではないかと思います。デッドストックの新品です。少量ですが在庫もございます。とても素敵なカップです。
昨年発売になったデスクランプ GOLDMAN / ゴールドマン が仕様変更になっています。
ベース裏にUSBの差し込み口が備えつけられています。これで携帯電話やタブレットなどの充電が簡単にできます。便利な機能ですが、やはり個人的には旧仕様の方が好きです。余計といっては失礼ですが、裏側とはいえ見た目のミニマルさが失われてしまったように思えます。また価格も¥48,500-から¥54,000-(どちらも税抜価格)と高くなっていますのでご注意ください。
まだ旧仕様である、USB差し込み口のないタイプも若干在庫があるようです。ご検討されていた方がいらっしゃいましたら、お早めのご注文をお勧めします。on the shore では在庫が有る限りは旧仕様を販売いたしますが、なくなり次第webサイト含め新仕様に切り替えて行きます。もちろん、新仕様をご希望の場合でもご注文を承りますので、お気軽にお問い合わせください。
モロッコの良質ウールのヴィンテージラグ beni ouarain(ベニワレン)をご購入いただいたお客様から、お部屋の写真を送って頂きました。ソファはデンマークのグレーテ・ヤルクというデザイナー、一人がけの椅子はイギリスの1940年代のものだそうで、どちらもヴィンテージです。グリーンもあって、優しい自然光が差し込んでくるとても素敵なお部屋ですね。最近では海外のインテリアでもよく見かけるベニワレンは北欧の家具にもバッチリ合います。以前からベニワレンをお探しだったそうですが、なかなか良いコンディション・柄・価格の物がなかったとのこと。とても気に入って頂けたようで大変嬉しく思います。
ベニワレンはまだ数枚在庫がございますので、是非ご覧ください。また、お探しのサイズや柄などのご要望がございましたら探して取り寄せることも可能ですので、お気軽にご相談ください。
ギャップジャパンより毎年出版されている全国のインテリアショップを取り上げた、いわばインテリアショップカタログともいうべき《Interior Shop File vol.11》で on the shore のことを取り上げていただきました。P6〜9までの「2015年のインテリアトレンド CATCH UP!」という特集ページの一つに掲載されています。書店等でお手にとって是非ご覧ください。
2月は、5(木)、12(木)、19(木)、26(木)が定休日となっております。また、3月から今まで通りの木曜日に加えて水曜日もお休みとさせて頂くことにいたしました。ただ、水曜日の方は基本的にお店か倉庫で家具の撮影や補修作業、また仕入れなどの外出にあてる予定ですので、事前にご連絡をいただければお店や倉庫もご案内させて頂きます。何卒ご理解頂けます様、お願い申しあげます。
写真は友人の結婚式が行われたタイのクラビで宿泊したヴィラの玄関に埋め込まれていた3つの石。どの部屋の玄関にもありました。きっと何かの意味があるのでと思いますが、質問をすることを忘れていました。また行く機会があれば聞いてみたいなと思っています。
今回はタイ〜マレーシアを旅してきました。タイへは行われた友人の結婚式参列の為だったのですが、それならと、以前から聞いていたマレーシアの「マラッカ」という街へも足を伸ばしてみることに。マラッカ(現地名:メラカ)は世界史か地理の勉強でも出てきた「マラッカ海峡」の街です。この土地は古くから、ポルトガル、オランダなどに統治されていたという歴史があり、また中国から渡ってきた移民も多く、かなり複雑で面白い文化が形成されてきているという背景があります。実際の町並み(欧米でいう旧市街地のほう)はどの国とも異なるもので、歩いているだけで気分が高まりました。今回は調査に近いものでしたが、ほんの少しだけ買い付けてきたものもありますので、近々ブログでも紹介します。次回はしっかり仕入れをしてきたいと思います。
上海然り、マラッカ然り、文化が混ざり合った土地というのはなんとも面白く、興味は尽きません。