on the shore - オン・ザ・ショア

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2014.10.01 Wed

中国の桶

いよいよ秋本番でしょうか。朝晩は肌寒くなってきましたね。
10月の定休日は、2(木)、9(木)、16(木)、23(木)、30(木)です。加えて、10/11(土)は納品の為、臨時休業とさせていただきます。ご来店の際にはご注意ください。

写真は中国の古い桶。真ん中のものは取手や金具のデザインが明らかに欧米の影響を受けているものだということがわかります。右端に見切れている桶は、取手が鳥のような形になっています。中国では、この取手がアヒルの形になっているものを良く見かけますが、こちらはそれを簡略化したもののようです。
また、奥に見える漢字が書かれたものは蓋付きの缶で、元々はペンキ(赤)、非常食(緑)のもの。いずれも個体差はありますが、少量入荷しています。お花を生けたり、プランターとして使うなど面白いと思います。

先日の燭台もそうですが、中国には面白いものがまだまだたくさんあります。

2014.09.08 Mon

アールデコデスク
アールデコのデスクをアップしました。
無駄な装飾がなく、まさにアールデコといったミニマルなデスクです。角の部分は四隅ともアールになっており、側面・裏面も綺麗に仕上げられています。強度や硬さが求められる脚部には無垢材が使われているなど、 構造や素材が考えられています。そういった点から見ると、確実ではありませんが、ホテルのロビーなどで使用されていたデスク・カウンターなのではないかと推測されます。
全体的に傷や汚れはありますが、素材や製造のクオリティなど、当時の高級家具であったことが分かる、とても珍しくまた貴重なものではないでしょうか。上記にもあるように、無駄な装飾が無くミニマルですが、その雰囲気と存在感は他のものとは比べ物にならないものを感じます。

ART DECO desk / アールデコ デス

2014.08.16 Sat

itot 地域情報webサ イト「itot(あいとっと)」
(株)ココロマチさんが企画・製作している地域情報webサイト「itot(あいとっと)」に、on the shore をご紹介頂きました。
今回は早稲田特集ということで、早稲田近辺の情報がたくさん掲載されています。その中の、「名店散策」というコンテンツでご紹介頂きました。是非ご覧ください。

昨日までの夏期休業を終え、本日からお店は営業しております。午後から雨模様とのことですが、皆様のご来店をお待ちしております。

2014.07.09 Wed

現在店頭で販売中のヴィンテージ商品をご紹介します。
1 globe
《シーリングランプ ” globe “》
メーカー:RAAK
デザイナー:Frank Ligtelijn
製造国:オランダ
年代:1970’s

2 KMD
《ブロンズテーブルランプ》
メーカー:KMD
デザイナー:不明
製造国:オランダ
年代:1930’s

3 hans-agne-jakobsson《フロアランプ》
メーカー:Markaryd
デザイナー:Hans Agne Jakobsson
製造国:スウェーデン
年代:1960’s

4 アールデコ《アールデコ ティーセット》
メーカー:Daalderop
デザイナー:不明
製造国:オランダ
年代:1930’s

5 tapio wirkkala《ティーセット “Assam “》
メーカー:Rosenthal
デザイナー:Tapio Wirkkala
製造国:ドイツ
年代:1960’s

6 ジャグ《ジャグ》
メーカー:Kennemer Potterbakkerij
デザイナー:C.J.Gellings
製造国:オランダ
年代:1930’s

7 つぼ《一輪挿し》
メーカー:Plateelbakkerji Zuid-Holland
デザイナー:不明
製造国:オランダ
年代:1920’s

8 ゆびわ《プラスチックリング》
メーカー:不明
デザイナー:不明
製造国:不明
年代:1970’s

9 ミニチュア《ミニチュア ベース》
メーカー&デザイナー:Herman Davinus Heuff
製造国:オランダ
年代:1930~40’s

10 型《オブジェ(デキャンタ用の栓の木型)》
詳細不明

2014.04.15 Tue

上海アールデコ、shanghai art deco、早稲田、アンティーク、ヴィンテージ

みなさん、初めまして。on the shore(オン・ザ・ショア)です。

昔から海外のインテリア雑誌や映画のインテリアを見ることが好きでした。そこには、見たこともない、でもとても素敵でセンスが良くて、住人(その人と家族)とその建物の個性が溢れ出ている、素晴らしい空間がありました。代々親から子へ受け継がれているその国の伝統的な椅子や小物が普段と変わらず置かれ、インドのアンティークのキリムの上には現代も活躍をするデザイナーのソファ。壁には幾何学的な模様のアートが掛けられていて、その下にはアフリカの原住民が貨幣として使っていた木製のオブジェが李朝の大きなキャビネットに飾られている。ブランドやデザイナー、また国や時代は関係なく、その人と家族の目で集められた、選ばれたものが、何の違和感もなく一つの空間を作り上げてる。なんて素晴らしい空間なんだろう、きっと彼らの生活も素晴らしいものに違いない、今も昔もずっとそう思っています。

on the shore ではそんな空間(住居・ショップ・レストラン・ホテルetc)を提案していきます。○○風や、ブランドやデザイナーズ家具にとらわれることなく選ばれたもので構成される、住まわれる皆様の個性と感性が溢れる空間を。

日本で初めて紹介される上海アールデコ・老上海(らおしゃんはい)家具、ヨーロッパのヴィンテージプロダクト、現代のデザインプロダクト、日本の作家達の工芸品、その他、これからも様々な国・時代のものを取り揃えて参ります。

早稲田という辺鄙な場所にあります。ご来店頂いた皆様には少しでもくつろいで頂けるよう、店頭ではコーヒーや中国茶をご用意しております。別に用事がなくても、またちょっと近くまで来たので、など来店を妨げるものはなにもございません。もちろん、お土産などのお気遣いも必要ございません。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

店主 2014.04.15