wassily chair / ワシリーチェア
knoll社で現在も生産されている名作チェアです。
バウハウスで活躍した Marcel Breuer によって1925年にデザインされました。自転車のフレームにヒントを得て設計されたと言われる、
当時革新的だったスチールパイプを曲げて作られるフレームの構造は、なかなか人々に受け入れられなかったそうです。
それが、同じくバウハウスで教鞭をとっていた画家 ワシリー・カンディンスキーに認めらたことで評価が高まりました。
そういった経緯があり、氏の名前をとって「ワシリーチェア」と名付けられたというエピソードは有名です。
シート・背・肘掛はフレームに、芯材を中に挟んだ布や革を巻きつけ縫製することで強度を保ち、座り心地を追求した構造になっています。
マスターピースと賞賛され、MoMAのパーマネントコレクションにも選ばれているなど、シンプルで美しいフォルムと製造における緻密な技術も
忘れることはできません。
- デザイナー
- Marcel Breuer / マルセル・ブロイヤー
- ブランド
- 不明
- サイズ
- 幅.790 奥行.700 高さ.730 座高.430 肘掛高.580 mm
- 素材
- スチール、キャンバス
- 配送サイズ
- Cサイズ 配送料金表
- 価格
- sold
[特記事項]
・現行品はアメリカのKNOLL社で生産されていますが、その一つ前はイタリアのGAVINA社が、それより以前はトーネット社が製造権を持っていたようです。
こちらの現品はリプロダクトではなく正規品であることは間違いありません。製造年が不確かなためメーカーを不明と記載していますが、
上記のいずれかのメーカーの製品です。
・シート、背、肘掛は新しいキャンバス生地にて交換済みですが、少し汚れがあります。
[コンディション]
70年代のヴィテージ品になります。フレームに傷やサビがありますが全他的にはグッドコンディションです詳細などに関してはお問い合わせください。