muni 093G / 纒枝蓮花文氈
Design No.093G の唐草文は、中国明代の絹織物に用いられた大変緻密で上品な意匠からインスピレーションを受け、デザインされました。この複雑な文様を2色の天然藍の色のみという削ぎ落した配色で表現した潔さは、格別です。
[模様の解説]
「蓮唐草」:蓮は、沢山の種を実らせることから幸せな結婚、子孫繁栄を願う文様。また、仏教伝来の後には、泥の中で清浄な花をさかせることから、清らかであることへの願いがこめられている。現世からの救済の意味もあり美術工芸品に多く描かれてきた。
唐草は、無限を意味し、枝が絡まり伸びた意匠には、代々続くという意味が含まれる。
[ MUNI について]
1930年代、世界の文化の中心であったパリやニューヨークで、今までにないインテリアスタイルが誕生しました。
西洋のモダニズムと究極の東洋の伝統美であるクラシカル・チャイニーズ・ラグが融合したそれは、ハイエンドな人々によってより洗練されたものへと昇華され、瞬く間に世界へと広がり、現代にも続くラグジュアリーなインテリアスタイルとなっていったのです。
彼らの個性が最も表現された自宅(サロン)は、カルチャーの交流の場でもありました。そこに配する全てがこだわりのもとに選ばれ、その演出への知識は当然の嗜(たしな)みだったのです。
サロンに通された客人はまず家具を眺め、壁面の絵画、そして床に敷かれた手織り絨毯を鑑賞しました。
遠く離れた東洋から到来した誰も見たことのない美しい中国の絨毯は、最高のしつらえへの究極の仕上げだったのです。
MUNI CARPETSは当時、最もラグジュアリーでシックだったインテリアスタイル “モダンシノワズリ” をコンセプトに、東洋の美の源流である中国の明朝時代に作られた最高峰の絨毯(クラシカル・チャイニーズラグ)の製法と伝統美をよみがえらせ、現代に合わせてアップデートしました。
私たちMUNIは、東洋が持つ最上の伝統美とモダンを融合した新しい洗練されたインテリアスタイルをお客様へお届けします。
[コンディション]
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