muni 050 / 萬字文辺牡丹文氈

文様は、フィールドに大輪の牡丹を、中央のメダリオンは龍を。天然藍の濃淡だけで織られた絨毯です。
使い込んで行くうちに天然藍ならではの深みを増して行き、ゆっくりと光沢が生まれ柔らかく変わっていく風合いの様子を感じて頂けます。

[模様の解説]
牡丹の花は「百花の王」として愛され「富貴花」「国色天香」とも呼ばれてきました。
メダリオンは「拐子龍」と呼ばれる抽象化された龍の文様です。龍は最高位の神獣であり「力」「善」「武勇」の 守護神とされ崇拝されてきました。
メインボーダーには萬字文様を繋いだ「萬字繋ぎ」を、セカンドボーダーには雷文(稲妻・万物へ恵みの雨をもたらすもの) を用いています。
雷文は世界中の古代文様の最も代表的な文様で、古代ギリシャ・ローマでも用いられ、『グリークキー』と呼ばれています。

品番
muni no.050
サイズ
横幅.610 長さ.1220 ※誤差あり
素材
プレミアムウール、コットン
染色
原産地
中国 甘粛省
配送サイズ
小物サイズ 配送料金表
価格
363,000(税込)

[ MUNI について]
1930年代、世界の文化の中心であったパリやニューヨークで、今までにないインテリアスタイルが誕生しました。
西洋のモダニズムと究極の東洋の伝統美であるクラシカル・チャイニーズ・ラグが融合したそれは、ハイエンドな人々によってより洗練されたものへと昇華され、瞬く間に世界へと広がり、現代にも続くラグジュアリーなインテリアスタイルとなっていったのです。
彼らの個性が最も表現された自宅(サロン)は、カルチャーの交流の場でもありました。そこに配する全てがこだわりのもとに選ばれ、その演出への知識は当然の嗜(たしな)みだったのです。
サロンに通された客人はまず家具を眺め、壁面の絵画、そして床に敷かれた手織り絨毯を鑑賞しました。
遠く離れた東洋から到来した誰も見たことのない美しい中国の絨毯は、最高のしつらえへの究極の仕上げだったのです。

MUNI CARPETSは当時、最もラグジュアリーでシックだったインテリアスタイル “モダンシノワズリ” をコンセプトに、東洋の美の源流である中国の明朝時代に作られた最高峰の絨毯(クラシカル・チャイニーズラグ)の製法と伝統美をよみがえらせ、現代に合わせてアップデートしました。
私たちMUNIは、東洋が持つ最上の伝統美とモダンを融合した新しい洗練されたインテリアスタイルをお客様へお届けします。

[コンディション]
・新品