muni 044 / 雷文辺蓮花文地蝙蝠文氈
メインモチーフの蝙蝠は招福を表しています。またその色を紅にすることで、紅=コウ=洪となり、
「溢れるほどの」という意味が加わって、「溢れんばかりの幸福」をもたらすものとされてきました。
蝙蝠のバックにある文様は「蓮」です。蓮は古来、開花と同時に多くの種子を付ける事から生命力と繁栄の意味がありました。
また泥中から美しい花を咲かせることから、清らかさの象徴ともされてきました。
[模様の解説]
フィールドには、赤い蝙蝠文様。蝙蝠は、蝠と福が同じ発音をすることから幸福のもたらすこと表している。
また、赤は沢山を意味することから、赤い蝙蝠は沢山の幸福の象徴として、カーペット、磁器に使われる。
ボーダーの雷文(回文)は、古代文様の最も代表的な文様で稲妻をあらわし、雨をもたらし万物への恵を願う意味が込められた文様。
欧米では『グリークキー』と呼ばれている。美術工芸品に多く描かれてきた。
[ MUNI について]
1930年代、世界の文化の中心であったパリやニューヨークで、今までにないインテリアスタイルが誕生しました。
西洋のモダニズムと究極の東洋の伝統美であるクラシカル・チャイニーズ・ラグが融合したそれは、ハイエンドな人々によってより洗練されたものへと昇華され、瞬く間に世界へと広がり、現代にも続くラグジュアリーなインテリアスタイルとなっていったのです。
彼らの個性が最も表現された自宅(サロン)は、カルチャーの交流の場でもありました。そこに配する全てがこだわりのもとに選ばれ、その演出への知識は当然の嗜(たしな)みだったのです。
サロンに通された客人はまず家具を眺め、壁面の絵画、そして床に敷かれた手織り絨毯を鑑賞しました。
遠く離れた東洋から到来した誰も見たことのない美しい中国の絨毯は、最高のしつらえへの究極の仕上げだったのです。
MUNI CARPETSは当時、最もラグジュアリーでシックだったインテリアスタイル “モダンシノワズリ” をコンセプトに、東洋の美の源流である中国の明朝時代に作られた最高峰の絨毯(クラシカル・チャイニーズラグ)の製法と伝統美をよみがえらせ、現代に合わせてアップデートしました。
私たちMUNIは、東洋が持つ最上の伝統美とモダンを融合した新しい洗練されたインテリアスタイルをお客様へお届けします。
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