muni 009B / 蓮団花文氈

手紡ぎの糸を天然藍を発酵させた藍甕に10回以上漬け込んで染め上げた、漆黒にも見える文様の濃紺と、橡(つるばみ)などで染めた地色のやわらかなベージュとの色合いのバランスの美しさです。

[模様の解説]
「蓮」:蓮は、沢山の種を実らせることから幸せな結婚、子孫繁栄を願う文様。また、仏教伝来の後には、泥の中で清浄な花を咲かせることから、清らかであることへの願いがこめられている。現世からの救済の意味もあり美術工芸品に多く描かれてきた。

品番
muni no.009B
サイズ
横幅.610 長さ.1220 ※誤差あり
素材
プレミアムウール、コットン
染色
天然藍、つるばみ、茜
原産地
中国 甘粛省
配送サイズ
小物サイズ 配送料金表
価格
335,500(税込)

[ MUNI について]
1930年代、世界の文化の中心であったパリやニューヨークで、今までにないインテリアスタイルが誕生しました。
西洋のモダニズムと究極の東洋の伝統美であるクラシカル・チャイニーズ・ラグが融合したそれは、ハイエンドな人々によってより洗練されたものへと昇華され、瞬く間に世界へと広がり、現代にも続くラグジュアリーなインテリアスタイルとなっていったのです。
彼らの個性が最も表現された自宅(サロン)は、カルチャーの交流の場でもありました。そこに配する全てがこだわりのもとに選ばれ、その演出への知識は当然の嗜(たしな)みだったのです。
サロンに通された客人はまず家具を眺め、壁面の絵画、そして床に敷かれた手織り絨毯を鑑賞しました。
遠く離れた東洋から到来した誰も見たことのない美しい中国の絨毯は、最高のしつらえへの究極の仕上げだったのです。

MUNI CARPETSは当時、最もラグジュアリーでシックだったインテリアスタイル “モダンシノワズリ” をコンセプトに、東洋の美の源流である中国の明朝時代に作られた最高峰の絨毯(クラシカル・チャイニーズラグ)の製法と伝統美をよみがえらせ、現代に合わせてアップデートしました。
私たちMUNIは、東洋が持つ最上の伝統美とモダンを融合した新しい洗練されたインテリアスタイルをお客様へお届けします。

[コンディション]
・新品