on the shore - オン・ザ・ショア

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2016.02.20 Sat

飛松陶器的灯飾加老上海的家具 / lightware + old shanghai

本日から飛松陶器の展示会、《飛松陶器的灯飾加老上海的家具 / lightware + old shanghai》が始まりました。
新作のランプシェード triangle L、花器、タンブラーが中心ですが、ランプシェードは全14種類を店頭でご覧頂けます。老上海家具との空間も他では見られないいい雰囲気になりました。深澤隆行さんによる添え花も素敵にして頂いています。
初日の今日と明日、来週の土日は飛松さんも在店して頂いていますので皆様是非足をお運びください。お待ちしております。

2016.02.02 Tue

飛松陶器的灯飾加老上海的家具

この度on the shoreでは、飛松陶器の展示会を開催いたします。
今回は新作の灯具(ライトウェア)と花器をメインに展示。そしてそれらの作品が老上海家具の空間で演出されることで、今までとは違った飛松陶器の表情をお見せできるのではないかと思っています。皆様のご来店をお待ちしております。

会期    2月20日(土)〜3月2日(水)*会期中無休
会場    新宿区早稲田鶴巻町560-5,1F on the shore
営業時間  月〜土 12:00-19:00、日/祝 12:00-18:00
在廊日   20(土),21(日),27(土),28(日)
問い合わせ  tel:03-6228-0657 mail:info@on-the-shore.com
facebook   https://www.facebook.com/events/1664460283841809/
デザイン   smb et smb

【飛松陶器 / 飛松弘隆】
1980年佐賀県生まれ。多摩美術大学工芸学科で陶芸を専攻。卒業後は陶芸家のもとで助手として経験を積んだ後、陶磁器作家『飛松陶器』として制作活動を開始。磁器の泥漿鋳込み型によって作られるテーブルウェアやライトウェアを中心に作品を発表している。

【泥漿鋳込みとは】
泥漿(でいしょうと読む。磁土に水を加えた半液状のもの)を石膏でできた型に流し込む。すると徐々にその泥漿の水分が石膏型に吸われて行き、石膏型の内側に皮膜が形成される。作品に応じた塗膜ができた頃を見計らって余分な泥漿を外へ出し、型ごと乾燥させる。乾燥後に型から外し素焼きと本焼きを経て作品となる。気温、湿度、型の乾燥具合、泥漿の状態などに影響を受けるので、データ以上に経験が重要になる制作方法。

2016.01.20 Wed

上海アールデコチェア

上海アールデコの椅子です。
背もたれの丸い形と溝、そしてそれと合わせたような脚部の彫りに目がいきます。上海アールデコの特徴的な椅子だと思います。あまり他では見かけないデザインです。ダイニングで使い易いサイズだと思います。座面は新しくペイズリー柄の生地で張り替え、中のウレタンも新品に交換済みです。
2脚セットでの販売となります。在庫は6脚あります。

shanghai ART DECO chair / 上海アールデコ 椅子

2016.01.17 Sun

上海アールデコガラスキャビネット

上海アールデコのガラスキャビネットです。
扉や脚部、持ち手などアールデコの装飾が見て取れます。機能としては、4枚の扉収納と大小3つの引き出しが付いています。扉収納の棚は高さ違いになっているので大きな写真集などの書籍からハードカバーまで幅広いものを収められます。引き出しも横幅違いになっているので使いやすいと思います。横幅と高さもあり他の上海アールデコ家具同様に他にはない雰囲気と存在感があるのではないかと思います。

shanghai ART DECO glass cabinet / 上海アールデコ ガラスキャビネット

2015.11.02 Mon

bamboo ladder / 竹のはしご

竹でできたはしごです。
中国では古くから竹製の家具が使われてきたという歴史があります。しなやかで丈夫。屋外でも使えることから、人々の憩いの場やオープンカフェ(中国では何と言うかわかりませんが)でもよく使われて来ました。近代になり樹脂や鉄など、扱いやすく耐久性もあり量産ができる工業製品の椅子が作られるようになり、竹の家具は徐々に姿を消していった(現在でも椅子やスツールなど一部の製品は作られているが)ということなのではないかと推測されます。
このはしご。竹のキャビネット同様に、今では見かけることはあまりなく、作られてもいないので非常に珍しいです。構造は単純で、穴を開けた支柱に踏ざん(足を乗せる部分)を差し込み同じ竹の釘で固定してあります。これによって横揺れを防止しているようです。まだハシゴとしても使えますが、洋服やタオルをかけたり何かを飾るなどインテリアとしてお使い頂くのをおすすめします。上海租界エリアにある歴史的な建物の修繕などがされている現場では竹で組まれた足場が使われているのを見かけたことがあります。この辺りの建物はそれほど高さがないので未だに竹が使われているのではないでしょうか。

竹といえば、シャルロット・ペリアンが日本に滞在している際に竹を用いたプロダクトを多数デザイン・製作しており、近年ではカッシーナ社からも竹を使ったシェーズロングも復刻されています。また、民藝運動でも知られる陶芸家の河井寛次郎の京都にある記念館では、竹で作られたキャビネットが展示されています(作ったのは当時近くに住んでいた台湾人の家具職人だった)。多くのデザイナーや芸術家たちが竹という素材に魅力と可能性を感じ、手がけた製品や作品の素材として選んだことは面白く興味深いと思います。

bamboo ladder / 竹のはしご

2015.10.24 Sat

誠に勝手ながら、本日は18時までの営業とさせていただきます。
急なご案内となり大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。

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2015.10.15 Thu

on-the-shore-20151015

ラグとキルトの展示販売会が13日をもちまして終了いたしました。on the shore では初めて開催するイベントでしたが、大勢のお客様にお越し頂き、またほとんどのお客様は当店を知るきっかけになったようで、大きな意味で良い結果となりましたことをお礼申し上げます。

10月のお休みのブログでもお知らせした通り、明日10/16(金)は臨時休業とさせて頂きます。ラグイベントの会期中にも家具を見に来店されたお客様もいらっしゃいまして、申し訳ありませんでした。
17日(土)からは通常通り家具の展示に戻りますので、また是非お越しくださいませ。みなさまのご来店をお待ちしております。

ベニワレンやアジラル、インドのキルトなどもまだ店頭に在庫もございます。お探しの皆様も是非ご来店ください。

2015.09.29 Tue

上海アールデコ コートハンガー

上海アールデコのコートハンガーです。
いままでにもいくつか( 衣掛コートハンガーコート&ハットハンガー)入荷してきましたが、これは最もシンプルなデザインでスリムなシルエットの製品です。ベースと支柱の支えにアールデコな装飾が特徴的。フックは四方についています。ベースも32.5cm角なのでそれほどスペースを取らずに置くことができるのではないかと思います。
シンプルですが雰囲気があり、コンパクトで使いやすそうなコートハンガーです。

shanghai ART DECO coat hanger / 上海アールデコ コートハンガー

2015.09.28 Mon

shanghai ART DECO book shelf / 上海アールデコ 書棚

上海アールデコの書棚です。
全体の装飾が素晴らしく、これもまさに上海家具の特徴的なデザインの棚だと思います。 まず、脚部が有機的なまるで生き物の様な形をしています。個人的には少しバランスが変に見えますが、それもまた面白い点だと思います。天板、側板、棚板などの細かい部分にも繊細な装飾、そして棚中央の仕切り板も面白い形になっています。非常に個性的です。
サイズが大きいので本はもちろんたくさん収納できますし、飾り棚として使うのも面白いと思います。
雰囲気もあり、また他にはない珍しく面白い棚ではないでしょうか。

shanghai ART DECO book shelf / 上海アールデコ 書棚

2015.09.20 Sun

shanghai art deco roundtable

上海アールデコのラウンドテーブルです。
直径77cmで、軽くコーヒーやお茶を飲むテーブルとしては使いやすいサイズ。脚部の貫(十字に組まれたフレーム)も上の方に付いているので、座った時足元の邪魔になりません。脚部のデザインをみるとイギリス様式のようですが、やはり上海のものはスッキリとシャープになっており、全体的に繊細な印象を与えてくれるように思います。
そこが上海アールデコ・老上海の特徴ではないでしょうか。

shanghai ART DECO round table / 上海アールデコ ラウンドテーブル