on the shore - オン・ザ・ショア

Blog Archives

2016.07.08 Fri

ELLE-DECOR-no.145-August-2016

7/7発売の ELLE DECOR no.145 August 2016 / エルデコ 2016年8月号 P222-224、エルデコが会場構成を担当したフェラーリの最新モデル発表会で、4月に発表した Rungta Dhurrie rung series を使っていただきました。スタイリストの黒田 美津子さんがスタイリングを手がけられていて、cassina、B&B、Molteni、flos などイタリアンモダンデザインの名作と一緒に格好良くコーディネートされています。
6種類ある dhurrie の中から選んでいただいたのは、インド独特の図形と色彩が特徴的な cotton rug “geometric dhurries” pattern C / コットンラグ 幾何学模様 C。インドのモダンデザイン模様です。是非書店等でお手にとってご覧ください。

黒田さん2

黒田さんから送っていただいた会場の様子より。黒いLC2と。
暑くなってきたせいか、最近はこのコットンラグのお問い合わせが増えてきました。店頭に全種類ご用意しておりますので、手にとってご覧いただければ嬉しいです。

Rungta Dhurrie rug series / コットンラグ






2016.06.06 Mon

arteluce MOD.2133

gino sarfatti のシーリングライト mod.2133 が2台再入荷しました。是非ご覧ください。

arteluce MOD.2133 / アルテルーチェ MOD.2133

2015.11.23 Mon

arteluce MOD.2133 / アルテルーチェ MOD.2133

ジノ・サルファッティの2133が再入荷しました。
イタリアの照明デザインといえば、ジノ・サルファッティの名前が最初に挙がるでしょう。 アルテルーチェ社を若くして設立し、生涯数百にものぼる照明をデザインした奇才として知られています。
こちらのMOD.2133は1956年にデザインされました。スチールのシェードを引っ掛けるというシンプルな構造になっています。光がシェードを中心にして上下に広がるというしくみです。50年以上前のデザインにもかかわらず、現代の生活にもフィットする素晴らしいプロダクトだと思います。
アルテルーチェ社は1970年代にフロス社に買収されており、いくつかのプロダクトは現在も生産されていますが、このMOD.2133はすでに廃盤品になっています。海外のサイトでもあまり見かけませんので、大変希少です。

arteluce MOD.2133 / アルテルーチェ MOD.2133

2015.09.17 Thu

flos ic lightss s

マイケル・アナスタシアデスが2014年に発表した IC LIGHTS S をアップしました。

ボールを体や指先から離さずにまるで宙に浮いているかのように操るコンタクトジャグリング。その名手達の古いショートフィルムで見た体やボールの動き、またそれらを写した古い写真から インスピレーションを受けてデザインされました。
1対1の寸法で折り曲げられたフレームに点で繋がった球体をみると、まさにジャグリングのように今にも動き出しそうな、また今まで動いていたものがちょうど静止したような、そんな錯覚を覚えます。空間の雰囲気を一気に変えてしまうような 魅力あるプロダクトではないでしょうか。
サイズはS1とS2の2サイズ、カラーはクロームとゴールドの2色展開です。

キプロス出身のデザイナー、マイケル・アナスタシアデスはロンドンでデザインを学びキャリアをスタート。手がけたプロダクトはMoMAやV&Aなどのパーマネントコレクションに選定されているなど、今最も活躍するデザイナーの一人です。

IC LIGHTS S / IC ライト S

2015.04.26 Sun

flos 265

先日もブログで紹介した、pinterest の「beni ouarain / ベニワレン」に続いて、FLOS 265 の写真を集めた「FLOS wall lamp 265 / ウォールランプ 265」を追加しました。
この照明もベニワレン同様に、海外の素敵なインテリア空間で使われている写真を見かけることが多い製品の一つです。日本では天井の高さなどの住宅の制限がある為でしょうか、実際には取り入れにくかったのかもしれません。しかし最近では、古いマンションのリノベーションや新築でも天井が高い家を建てられる方が増えているのでしょうか、お問い合わせを多く頂いております。
可動範囲が広く機能的。存在感もあり少し離れて眺めてみても美しい佇まいだと思います。デザインされたのは1973年ですが、今まさに使いたい照明ではないでしょうか。
こちらの pinterest をご覧頂き、そのイメージを膨らませて頂ければ嬉しいです。またon the shore の店頭には白のタイプを展示しておりますので実物をご覧になりに是非ご来店ください。

2015.04.21 Tue

goldman usb flos ron gilad

以前もブログでお伝えしておりました、GOLDMAN の usb port 付仕様を web サイトにアップしました。
是非ご覧ください。

GOLDMAN with usb port

2015.02.18 Wed

flos goldman

昨年発売になったデスクランプ GOLDMAN / ゴールドマン が仕様変更になっています。

flos goldman

ベース裏にUSBの差し込み口が備えつけられています。これで携帯電話やタブレットなどの充電が簡単にできます。
便利な機能ですが、やはり個人的には旧仕様の方が好きです。余計といっては失礼ですが、裏側とはいえ見た目のミニマルさが失われてしまったように思えます。また価格も¥48,500-から¥54,000-(どちらも税抜価格)と高くなっていますのでご注意ください。

まだ旧仕様である、USB差し込み口のないタイプも若干在庫があるようです。
ご検討されていた方がいらっしゃいましたら、お早めのご注文をお勧めします。on the shore では在庫が有る限りは旧仕様を販売いたしますが、なくなり次第webサイト含め新仕様に切り替えて行きます。
もちろん、新仕様をご希望の場合でもご注文を承りますので、お気軽にお問い合わせください。

GOLDMAN / ゴールドマン(旧仕様)

2014.09.27 Sat

mod.265

建築、インテリア、家具、照明など様々な分野で活躍しているデザイナー パオロ・リッツァートにが手掛けた壁掛けの照明です。
古い洋書や海外の雑誌などではよく見かけるので、以前から海外では人気のある製品なのでしょう。1973年にデザインされていますが、まさに現在の室内空間に使いたい、そんなプロダクトです。アームについた重りでバランスと取るという構造になっています。ブラケット(壁に取り付ける三角形の枠)は180度回転し、さらにアームも自由に高さと角度を変えらるという素晴らしい機能です。
フロアライトとして、デスクライトとして、様々な場所・用途で自由自在に操ることができる照明です。

MOD.265 / ウォールランプ 265

2014.09.20 Sat

arteluce MOD.2133 / アルテルーチェ MOD.2133
イタリアの照明デザインといえば、ジノ・サルファッティの名前が最初に挙がるでしょう。 アルテルーチェ社を若くして設立し、生涯数百にものぼる照明をデザインした奇才として知られています。
こちらのMOD.2133は1956年にデザインされました。スチールのシェードを引っ掛けるというシンプルな構造になっています。 光がシェードを中心にして上下に広がるというしくみです。50年以上前のデザインにもかかわらず、現代の生活にもフィットする素晴らしいプロダクトだと思います。アルテルーチェ社は1970年代にフロス社に買収されており、いくつかのプロダクトは現在も生産されていますが、このMOD.2133はすでに廃盤品になっています。
海外のサイトでもあまり見かけませんので、大変希少です。同等のコンディションで2台在庫がございます。

arteluce MOD.2133 / アルテルーチェ MOD.2133

2014.04.22 Tue

goldmanFLOS「GOLDMAN」design by Ron Gilad

幅255 奥行80 高さ400mm ¥48,500-(税抜)

1800年代という、照明器具としては最も初期にデザインされた、当時は銀行で使用されていた「bankers lamp」が現代の解釈で生まれ変わりました。オリジナルはグリーンのガラスシェードに真鍮のベースで構成されていました。重厚感と存在感を伴い、かつ手元を照らすという銀行家達の仕事を支えるに欠かせない機能を持ち合わせた、アノニマスな名作として知られています。この「GOLDMAN」は、シェードをポリカーボネートに、本体・ベースをアルミに、光源をLEDにと、デザイナー:Ron Giladの手によって進化を遂げて登場です。

on the shore でも取り扱いをしております。

この照明はFLOSから今年の3月に発表されました。その情報を得た瞬間、僕の脳裏にある映像が蘇り、鳥肌が全身を駆け巡ったのです。そもそもの始まりは高校3年生の冬、今から17年程前、名作「セブン」を見た時に遡ります。※セブンについてはこちらを

定年を間近に控える刑事:サマセット(名優:モーガン・フリーマン)はダンテの神曲について調べ物をするために図書館へ出向きます。そのシーンでこの「bankers lamp」が十数台、暗い館内のデスクの上を照らしているのです。その光景たるや圧巻でした。それ以来、僕の頭の中からこの映像が離れることはありませんでした。

先程も書きましたが、このbankers lampはその名の通り銀行家たちのために作られたものです。緑色の光は目に優しいことからこの色なのでしょう。図書館のインテリアに使われたのもの納得できます。デザインはかなりの数存在するようで、買い付けの際上海でもたくさん見ました。租界時代には多くの欧米の金融機関が上海にも進出していたので納得できます。探して回りました。しかしながら、コピー品や劣悪なリプロダクトもかなり出回っているため、本当に古いオリジナルのランプはなかなか見つかりません。

そしてあきらめかけていた最後の仕入れ先を回った時。ついに、いままでいくつか見ていたものが本当のオリジナルではないということを決定づける、bankers lamp を見つけたのです。

bankers lamp originaloriginal「bankers lamp」unknown designers 1900~20’s

幅175 奥行175 高さ335mm ¥200,000-(税抜)

goldman shadebankers lamp original shade

ポリカーボネートとガラスのシェード

goldman basebankers lamp original base

アルミニウムと亜鉛合金、キャストアイロンのベースに真鍮カバーのベース。リプロダクトとの違いはこのベースとアームのクオリティー。goldmanはこのLEDの部分がスイッチで調光可能。

bankers lamp original switch

スイッチももちろん真鍮製。

lamp

また探したいですが、同じデザインではなくても古いものはなかなか見つからなさそうです。

追記

藤原ヒロシさんもブログでこの「bankers lamp」について書いていらっしゃいました。セブンの図書館での1シーンの画像も見ることができますね。興味深いプロダクトです。