ハタノワタルさんの個展 “TRIMMING” が本日から目白の fuuro にて始まりました。和紙の箱、敷板、染め紙、書、敷板を使ったテーブルなども展示されていますが、壁に掛けられた大きな作品がどれも素晴らしかったです。会期は19日まで。是非お出かけください。本日はハタノさんもいらっしゃるそうです。
fuuro3月11日(土)- 3月19日(日)12-19時東京都豊島区目白3-13-5 イートピア目白カレン1F
ハタノワタルさんの個展 “TRIMMING” が本日から目白の fuuro にて始まりました。和紙の箱、敷板、染め紙、書、敷板を使ったテーブルなども展示されていますが、壁に掛けられた大きな作品がどれも素晴らしかったです。会期は19日まで。是非お出かけください。本日はハタノさんもいらっしゃるそうです。
fuuro3月11日(土)- 3月19日(日)12-19時東京都豊島区目白3-13-5 イートピア目白カレン1F
夏休みを利用して京都府綾部市黒谷町の和紙職人 ハタノワタル さんを訪ねました。黒谷町は古くから和紙の里として栄えた場所で、そこでつくられる”黒谷和紙“は京都府の無形文化財に指定されています。今では和紙を漉く職人さんが減ってきてしまったのですが、ハタノさんはその技術を受け継ぐ数少ない担い手の一人です。彼のすごいところは和紙を漉く技術を持っているだけでなく、和紙を使った製品作りや和紙を内装(床・壁・天井・テーブルの天板など。しかも内装工事も自身で行う)に使ったり、またアートや絵画に使ったりとマルチな才能と、それを様々な方法で表現をしているところではないかなと思っています。僕から見るとまるでマックス・ビル。ハタノさんの工房はきれいな水の小川が流れる集落の一角にある古くからずっと和紙作りに使われていた建物。伺った時にちょうど、和紙の原料である楮(こうぞ)を機械で叩いているところを見ることができました。和紙を作る工程は多く、昔は家族で分業して作っていたそうですが、ハタノさんはその全てをお一人でやられているそうです。僕が見せていただいたのはほんの一部分だけですが、それを考えてもすごい仕事量。
作業がひと段落した後、ご自宅のギャラリースペースで台湾のお茶をご馳走になりながら、茶器とお茶の関係について興味深い話を伺いました。中国茶器には大変興味があります。
楮を叩いている機械の動画を撮ってきたので是非ご覧ください。黒谷和紙の里に足を踏み入れた時、この音が遠くから聞こえてきたら、それはハタノさんが工房で作業をされているという合図かもしれません。
夏休みを終えて本日から営業を再開しました。通常定休日の明日18日(木)も営業しております。皆様のご来店をお待ちしております。
箱男箱女会 期 2014年10月 16日(木) – 2014年10月22日(水)時 間 12:00 – 19:00(最終日17:00まで)会 場 ギャラリー空箱 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-11-7
初日に伺ってきました。安部公房の名作「箱男」を読まれた方も多いのではないでしょうか?面白い空間が広がっています。是非脚をお運びください。
webサイトに、ハタノワタルさんの和紙の箱 道具箱A4サイズをアップしました。是非ご覧ください。
fashion&lifestyle magazine の EYESCRAEM(アイスクリーム)9月号に、ハタノワタルさんの和紙の箱を取り上げて頂きました。以前もクラフトフェア松本のブログで少し紹介させて頂きましたが、ハタノワタルさんは京都府綾部市を拠点に活動をされている作家さんです。今回掲載頂いたのは、京都の伝統工芸品である「黒谷和紙」を貼った箱ですが、ハタノさんは和紙職人でありながら、絵も描き、家具も作り、家やお店の内装(和紙を壁・天井・床などに、また襖などの建具も)もされているという(プロダクトは箱以外にもブックカバーなどたくさんの種類があります)、マルチなクリエーターなのです。ハタノさんのwebサイトも是非のぞいてみてください。
また、本日8/1日(金)から5日(火)まで札幌のAch so neさんで個展を開催されています。お近くの方、またちょうど札幌へ行かれる方、是非足をお運びください。
Ach so ne(アソネ)北海道札幌市中央区大通西16丁目3-27 美術館前片岡ビル2Ftel:011-676-5008個展会期:8月1日(金)-8月5日(火)11:00~19:00web:http://ach-so-ne.muse.weblife.me/index.html