vintage object の記事
5月のお休み ・・・7(木)〜14(木)、20(水)、21(木)、23(土)、27(水)、28(木) ※7〜14日は上海買付の為、23日は国内出張の為営業日変更・・・・5/6(水)は祝日につき営業営業時間変更・・・5/22(金)18時閉店
連休中も土曜は19時まで、祝日は18時まで毎日営業します。先日のブログで紹介したヴィンテージキルトの藍染に加えて、オランダからヴィンテージ商品も入荷しています。是非ご来店ください。
そして連休が終わった翌日7日から上海買付へ行ってきます。今回はいつもより長く時間をとっており、新しい仕入先の開拓もしてくる予定です。現地からの情報をブログでアップできればと考えています。また、ご希望商品などがございましたら探してくることもできますので、お気軽にお問い合わせください。
先週伺った展示会で一目見て感激し、少量ですが仕入れました。キルトはいろいろな生地を縫い合わせて作られる、柄や色、厚みが一点一点違うとても個性的な製品で、嫁入り道具の一つとして、母から娘へ贈られるという風習もあるそうです。こちらはインドで作られたヴィンテージキルトをインディゴ(藍)で後染めしたものになります。インディゴで染めることで一見どれも同じ様に見えてしまいそうですが、元のキルト自体がそれぞれ柄が違うためよく見るとその個性が更に際立って見えることがとても面白いと思いました。サイズはどれも約2000×1400。染物の為、最初は色移り等はしますが、それも製品の特徴で魅力の一つでもあります。ジーンズの様に使っていくうちに良い風合いになっていくのではないでしょうか。ラグとして、ベッドスローとして、ソファカバーとしてなど、様々な用途でお使いください。
また、4月のお休みでもお伝えした通り、明日4/29(水・祝)は営業いたします。皆様のご来店をお待ちしております。※翌30(木)は通常定休日、5月の連休は毎日営業いたいします。5月のお休みはまたブログにてお知らせします。
昨年から on the shore でも取り扱いをしているモロッコのヴィンテージラグ beni ouarain(ベニワレン)。ヴィンテージであることと、すべて手で織られている為一点一点柄やサイズが違うのが特徴です。良質のウールが用いられており、特に冬は足元を暖かく包んでくれます。数年前まではモロッコの国外に出ることはあまりなかったようですが、近年では特にヨーロッパで人気が高まっており、様々なインテリア空間で見かけるようになりました。日本ではまだそれほど認知されていないようですが、イタリアで開催されているミラノサローネでも様々な空間にベニワレンが使われていたという情報等も届いており、日本でもこれから人気が高まるのではないでしょうか。そこで、そのベニワレンの雰囲気や実際にお部屋で仕様している雰囲気を少しでもお伝えできるように、on the shore の pinterest に「beni ouarain / ベニワレン」というボードと追加し、様々なインテリア空間に取り入れられているベニワレンの写真をピンして行くことにしました。海外の写真がメインですが、実際にお部屋で使用されるイメージを膨らまして頂ける助けになればと思います。
on the shore の pinterest ボード「beni ouarain / ベニワレン」
現在店頭にある1枚はサイズも大きく柄もシンプル。おすすめです。その他、ご希望のサイズや柄等がございましたら、探してくることも可能ですのでお気軽にご相談ください。
ドイツ人作家 Horst Göbbels による磁器のカップです。レースのような透し模様があしらわれた、繊細な作品です。地面に接するベースの部分は狭いのですが、バランスをとって自立するフォルムは美しいものがあります。サイズは直径8cm、高さ6cmと小ぶりですが、その佇まいは他の者にも負けていません。Horst Göbbels の作品は世界の数多くの美術館にコレクションされているように、非常に貴重で人気があるようです。
バウハウスを象徴する椅子の一つ、Marcel Breuer の wassily chair をアップしました。少なくとも70年代以前のヴィンテージフレームに新しいキャンバス生地で張り替えました。現行品はアメリカのKNOLL社で生産されていますが、その一つ前はイタリアのGAVINA社が、それより以前はトーネット社が製造権を持っていたようです。こちらの現品はリプロダクトではなく正規品であることは間違いありません。製造年が不確かなためメーカーを不明と記載していますが、上記のいずれかのメーカーの製品です。
1934年製、オランダの古いガラスのトレイです。とれも綺麗です。カウンターのトレーやペンを入れるトレーなどでも素敵だと思います。
carved wooden hand / 木彫りの手made in INDONESIA 1940’s
今年で開窯240周年を迎える世界的テーブルウェアメーカー Royal Copenhagen のプレート”pomegranate(ざくろ)”です。ざくろ”の大胆なその模様と彫りが施されている面白いプレートです。デザインを手がけたのは Gerd Bøgelund で、 こういった彫刻的な製品を多数手がけていたようです。かなり厚手で重厚感もあり、また釉薬の美しい表情は他にはない素晴らしいものがあります。1959年製。
先日行ってきたマレーシアで仕入れをした、マレーシアの陶磁器メーカー claytan社製のカップです。歴史ある古いホテルで使われていたその、made in malaysia と書かれたのカップにとても惹きつけられましたのです。ホテルやアンティークショップ、カフェやコーヒーの販売所(マレーシアはコーヒーも特産品のようです)などを聞いて回りました。そこで分かったことは、
・元々このカップはとあるコーヒーショップのために作られたものである。・現在は生産されていない。・中国製の品質の悪いリプロダクトがかなり出回っている。・古いカフェやホテルでは未だに大事に使い続けている。・1950〜60年代のデザイン、プロダクトである(今回入荷した分はいつころ製造されたものかは不明)。
ということなどでした。Claytan社は1920年に設立された老舗メーカーで、日本で言うとNIKKOや白山陶器、フィンランドでいうとarabiaのような会社だと思われます。もちろん現存します。写真はその中国製造との比較画像です。左が中国製のリプロダクト、右がclaytan社製 made in MALAYSIAです。推測ですが、いろいろな会社がこの柄だけを模したカップ&ソーサーを作っているようで、微妙な違いのものはたくさんあり、そのうちの1種類を買ってきました。画像では分かりにくいのですが、持ち手、口の厚み、素材感、絵付けの繊細さ、色など、 オリジナルと比較するとその品質の差は歴然です。リプロダクトが多く作られている背景には、このカップが当時かなりポピュラーで様々なところでも使われていたというような製品だったということなのではないでしょうか。
一部の歴史あるホテルやカフェでは今もなお大切に使われていることが、それを証明しているのではないかと思います。デッドストックの新品です。少量ですが在庫もございます。とても素敵なカップです。