on the shore - オン・ザ・ショア

vintage object の記事

2016.08.02 Tue

chair-model-C

フランスで活躍したモダニズム建築家の一人 Robert Mallet Stevens が1930年代にデザインしたスチールの椅子です。
スチールパイプを曲げて溶接しただけというシンプルな構造です。オリジナルのデザインは30年代ですが、この椅子は1980年代にフランスを代表するデザイナーの一人 Andree Putman によってリエディションされたモデルです。どこをどう変えたのはかわかりませんが、ミニマルで座りやすく、良い椅子だと思います。

chair “model C” designed by Robert Mallet Stevens

2016.07.06 Wed

ヴィンテージ追加

ヴィンテージの小物を9個追加しました。是非ご覧ください。

vintage object

2016.06.06 Mon

arteluce MOD.2133

gino sarfatti のシーリングライト mod.2133 が2台再入荷しました。是非ご覧ください。

arteluce MOD.2133 / アルテルーチェ MOD.2133

2015.12.17 Thu

knoll "mandarin chair" / マンダリンチェア

knoll社で製造されていた ettore sottsass デザインのマンダリンチェアです。
一本のスチールパイプがアームから背もたれ、座面の下までを一周廻されていて意匠と構造の両方を担っているように思います。このアームフレームのカラーリングが特徴で、当時は様々なカラーで作られていたようです。座面はお尻に向かって緩やかに傾斜していて、座り心地も良いです。背・座のウレタンと合わせて、新しいコットンリネンのファブリックで張り替え済みです。
ところで mandarin というのは、昔の中国の官僚や古い中国の標準語等の意味がある言葉(その他諸説いろいろあり)。トーネットの曲木の椅子が元ネタだと思うのですが、古い中国の椅子の肘掛けの綺麗なラインからも影響を受けたデザインなのではないかと思いますがどうなのでしょうね。調べればわかるのかもしれませんが。

knoll “mandarin chair” / マンダリンチェア

2015.11.23 Mon

arteluce MOD.2133 / アルテルーチェ MOD.2133

ジノ・サルファッティの2133が再入荷しました。
イタリアの照明デザインといえば、ジノ・サルファッティの名前が最初に挙がるでしょう。 アルテルーチェ社を若くして設立し、生涯数百にものぼる照明をデザインした奇才として知られています。
こちらのMOD.2133は1956年にデザインされました。スチールのシェードを引っ掛けるというシンプルな構造になっています。光がシェードを中心にして上下に広がるというしくみです。50年以上前のデザインにもかかわらず、現代の生活にもフィットする素晴らしいプロダクトだと思います。
アルテルーチェ社は1970年代にフロス社に買収されており、いくつかのプロダクトは現在も生産されていますが、このMOD.2133はすでに廃盤品になっています。海外のサイトでもあまり見かけませんので、大変希少です。

arteluce MOD.2133 / アルテルーチェ MOD.2133

2015.08.07 Fri

de-ram-cup-and-saucer

オランダの de ram という陶磁器ブランドのカップ & ソーサー。1929年の製品です。
シンプルで軽く、取手の部分は広いので非常に持ちやすいです。デザインなどで特徴的なところはありませんが、機能的で日常生活で使う道具としては良いと思います。
6脚ありますので、来客用のセットとしていかがでしょうか。

cup & saucer

2015.06.19 Fri

lithograph

ガイ・レンヌというフランスのアーティストによるリトグラフです。
正確には何なのかはわかりませんが、ひし形模様のクロスが掛かったテーブルの上に置かれたシャープなデザインのポットが見えます。他には魚のようにも見えるものが2体あり、もう一つワイングラスのようなものも見えます。そして背景には窓が描かれているようです。
力強くも見えるし、荒んだ日常の一コマのような印象にも見て取れる、一風変わった作品です。
作者のサイン入り、ダークブラウン木製フレームに入っています。

lithograph / リトグラフ

2015.06.17 Wed

ART DECO vase "ikora" / アールデコ フラワーベース "ikora"

19世紀創業の歴史と格式ある貴金属ブランド、WMF(ヴィーエムエフ)のフラワーベースです。
アールデコ全盛時代に作られたこの”ikora”は著名な建築家やデザイナーたちに依頼をして作られたシリーズです。真鍮のベースの表面がグリーンに塗装されており、その上に金色の装飾が施されています。
新しい製品には出すことのできない風合いの素晴らしい製品だと思います。

ART DECO vase “ikora” / アールデコ フラワーベース “ikora”

2015.06.08 Mon

cactus pot

カクタスポット、サボテン鉢をアップしました1920年代のドイツの HAOEL 社製です。
それほど名前は知られていませんが、Margarete Heymann という、バウハウスで学んだ陶芸家による作品です。ピンク、ブルー、鮮やかイエローという大胆な色使いは、バウハウスが影響を与えた80年代のポストモダンにも通ずるものがあります。規則的に配置された幾何学的な模様と釉薬のバランスにも注目です。また、生き物のような脚のデザインも面白いですね。写真にもある小さな受け皿も付属します。
※ご希望でしたら、写真のサボテンもプレゼントいたします。

cactus pot / サボテン鉢

2015.05.04 Mon

vintage india kilt indigo ovedyed / キルト インディゴ後染め 098

vintage india kilt overdyed indigo 098

vintage india quilt indigo ovedyed / キルト インディゴ後染め 016

vintage india quilt overdyed indigo 016

インディゴ(藍)で後染めした、ヴィンテージのインドのキルトが2種類入荷しました。
キルトは、様々な生地を縫い合わた布の中に綿を入れて作られる、柄、色、厚みが一点一点違うとても個性的な製品です。嫁入り道具の一つとして、母から娘へ贈られるという風習もあるそうです。
インディゴで染めることで一見どれも同じ様に見えてしまいそうですが、元のキルト自体がそれぞれ柄が違うため、よく見るとその個性がより一層に際立って見える、とても面白い製品に仕上げられています。
ラグ、ベッドスロー、ソファカバーとしてなど、様々な用途でお使い頂けます。

vintage object / ヴィンテージ