アールデコのレザーチェアをアップしました。直線的で無機質な印象も与えつつ、植物のつるのような有機的な印象も与える脚部の彫刻と、2段階細くなって行くように脚の先端がデザインされています。背もたれも直線的で、レザーは背面に鋲で固定されているという、クラシックな仕上げです。背もたれ、座面ともに中のクッション材とレザーは新しいものに張り替えられていますが、 フレーム自体は上海租界時代のものになります。座面は取り外しも可能になっています。
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引き出しが2個ついたコンソール / デスクをアップしました。他の上海家具と比べて、クラシックなデザインをしています。アールデコや老上海家具とは違い、 ヨーロッパ(イギリスの影響が濃い)のデザインを元に作られたものだと推測できます。高さが77cmありますので、コンソールとして、また脚部の中央のバーも邪魔になりませんので、デスクとしての使用もおすすめです。年月を経たことが分かる木の風合いは、他で比較するものが無い程良い状態です。
上海アールデコのサイドテーブルをアップしました。板を組み合わせただけのシンプルな構造で、サイドテーブルとしては非常に機能的です。幅も30cmとコンパクトなので、狭いスペースへの収まりも良し。高さは55.5cmあるので、少しアームの高いソファの横でも使いやすいと思います。シンプルでコンパクトなサイドテーブル/コーヒーテーブルをお探しの方におすすめです。
アールデコの4段チェストをアップしました。元々は白く塗装がされていたようですが、全体的に年月を感じさせる雰囲気になっています。上海で作られた製品ですが、引き出しに施された彫刻はギリシャ神殿などで見られるような植物がモチーフにされているという、独特デザイン。4段の引き出しは深さ、奥行きも十分あり収納としては非常に使いやすくなっています。特記事項にも記載した通り、取手が樹脂製のものに付け替えられていますが、雰囲気はまた格別のものを感じます。このチェストは他の上海アールデコや老上海家具とは違い、フランス租界で使われていたようなフランスの香りがする珍しいものになります。
名作チェア:artek chair 66 / アルテック チェア 66 をアップしました。スツール 60 同様、フィンランドの建築家、アルヴァ・アルトが1935年にデザインしたチェアです。生まれてから約80年もの間、継続して生産されているという素晴らしい製品です。小振りにみえますが座面の広さは十分。また背もたれは合板特有の柔らかさがあり、座り心地も抜群です。ダイニングチェア、デスクチェア、またお子様用の椅子としてもおすすめです。
清時代末期のコンソールをアップしました。この時代特有の彫りが、全体的に細かく施されており、その手仕事の細やかさが伺えます。脚が下に行くにつれて、広がっている点も特徴です。飾り棚としてのコンソールに引き出しが5つついているので、 収納としても機能的に使うことができます。奥行きも39cmあるので、大きな書籍を並べても十分なサイズです。黒は空間を引き締める役割を果たしてくれますので、お部屋の雰囲気をがらりと変えてくれる、そんな逸品です。
on the shore では、お部屋の全てを中国家具で統一するのではなく、モダンなソファやアート、照明をあわせた空間を提案します。
馬のような形をしており、初見では何をするものなのか分かりませんでしたが、いわゆる「スツール」です。子供用ですが、もちろん大人も座ることができます。中国では様々な腰掛けが存在します。折りたたみができるものやスタックできるものなどありますが、 子供用のものもあるのですね。腰掛けではなく、オブジェや卓上の小物置やアクセサリーを並べるなど、様々な使い方ができると思います。機能だけを考えて作られた、中国古来のアノニマスな製品。でもとてもかわいいやつです。stool for child / 子供用の腰掛け