中国の古い糸を巻き取る木製の機具をアップしました。ハンドルを取ってまわすと、ぐるぐると車輪が回転し糸を巻き取って行くというしくみのようです。現代の生活では、なかなかこういう器具を使用する機会は無さそうですが、例えば洗濯物を干したり、植物を置いてみたり、天井から吊るしてみたり、オブジェとして、など、どのようなことに使おうかというアイデアがどんどん湧いてきますね。もちろん、糸を巻く用途でお使い頂くこともできます。皆様ならどのようなことに使われるのでしょうか。楽しみです。
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西日に秋の気配を感じますね。9月の定休日は、4(木)、11(木)、18(木)、25(木)です。また、明日9/1(月)は13時からの営業とさせて頂きます。ご来店の際にはご注意くださいませ。
画像はイタリア イッケンドルフ(ICHENDORF)というメーカーのガラスのボトルとコップです。サンプル品ですが少量入荷しました。ボトルにはお水やお茶を入れて使っていますが、なかなか良いです。是非店頭にてご覧ください。
9月からは展示会やイベントがたくさんあります。明日は午前中の開店前に、江戸川橋にあるお寿司屋さんでギャラリーの酢飯屋さんで開催される、松本かおるさんの個展へ。釉薬を使わない「焼き締め」という独特の焼き物で、備前(岡山県)の土で作られています。数年前から気になっていた作家さんなので楽しみです。こちらは9/7まで。おすすめです。9/3はこちらも開店前に池袋の自由学園明日館で開催される、フォー ストッキスト という展示会へ。9/4の定休日は、東京ビッグサイトで開催されるギフトショーへ。その後は、汐留のpanasonic 汐留ミュージアムで開催されている「建築家ピエール・シャローとガラスの家」と銀座のシャネル・ネクサスホールで9/2から開催される「ピエール ポラン – デザインフォーエバー」へも行く予定です。そして、9/25〜30は松屋銀座で「手仕事直売所」が今年も行われます。どれも楽しみなイベントです。
最後に宣伝を一つ。9/10発売の「Casa BRUTUS No.175」に on the shore が掲載されます。なんでも、全国のヴィンテージショップ特集ということで先日取材に来て頂きました。30店舗くらいの皆様が掲載されるそうですが、on the shore は確か24か25番目の紹介だったと思います。皆様是非ご覧ください。
天板がショーケースになった、観音開きのキャビネットをアップしました。こちらは老上海時代のものだと思っていたのですが、ショーケースのプレートを見るとそうではないようです。「”Canadian”MADE IN CANADA. W.H BANFIELD & SONS LIMITED.TORONTO CANADA.」と書かれています。調べたところこの会社はカナダの古いスチール部品などを製造していた会社のようで、このキャビネットもカナダで作られたと書かれています。観音開きの扉の中は十分な収納になっており、90.5cmと腰くらいの高さなのでショーケースとしても非常に使いやすいサイズです。四角に近い形も面白い点ですね。ただ、なんと言っても、全体のコンディションは素晴らしく、その雰囲気は他にも無いものを持っている珍しいキャビネットです。
アールデコのレザーチェアをアップしました。直線的で無機質な印象も与えつつ、植物のつるのような有機的な印象も与える脚部の彫刻と、2段階細くなって行くように脚の先端がデザインされています。背もたれも直線的で、レザーは背面に鋲で固定されているという、クラシックな仕上げです。背もたれ、座面ともに中のクッション材とレザーは新しいものに張り替えられていますが、 フレーム自体は上海租界時代のものになります。座面は取り外しも可能になっています。
引き出しが2個ついたコンソール / デスクをアップしました。他の上海家具と比べて、クラシックなデザインをしています。アールデコや老上海家具とは違い、 ヨーロッパ(イギリスの影響が濃い)のデザインを元に作られたものだと推測できます。高さが77cmありますので、コンソールとして、また脚部の中央のバーも邪魔になりませんので、デスクとしての使用もおすすめです。年月を経たことが分かる木の風合いは、他で比較するものが無い程良い状態です。
上海アールデコのサイドテーブルをアップしました。板を組み合わせただけのシンプルな構造で、サイドテーブルとしては非常に機能的です。幅も30cmとコンパクトなので、狭いスペースへの収まりも良し。高さは55.5cmあるので、少しアームの高いソファの横でも使いやすいと思います。シンプルでコンパクトなサイドテーブル/コーヒーテーブルをお探しの方におすすめです。
アールデコの4段チェストをアップしました。元々は白く塗装がされていたようですが、全体的に年月を感じさせる雰囲気になっています。上海で作られた製品ですが、引き出しに施された彫刻はギリシャ神殿などで見られるような植物がモチーフにされているという、独特デザイン。4段の引き出しは深さ、奥行きも十分あり収納としては非常に使いやすくなっています。特記事項にも記載した通り、取手が樹脂製のものに付け替えられていますが、雰囲気はまた格別のものを感じます。このチェストは他の上海アールデコや老上海家具とは違い、フランス租界で使われていたようなフランスの香りがする珍しいものになります。
名作チェア:artek chair 66 / アルテック チェア 66 をアップしました。スツール 60 同様、フィンランドの建築家、アルヴァ・アルトが1935年にデザインしたチェアです。生まれてから約80年もの間、継続して生産されているという素晴らしい製品です。小振りにみえますが座面の広さは十分。また背もたれは合板特有の柔らかさがあり、座り心地も抜群です。ダイニングチェア、デスクチェア、またお子様用の椅子としてもおすすめです。