on the shore - オン・ザ・ショア

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2015.08.18 Tue

夏休みを利用して、奈良県東吉野村から兵庫県篠山市へお引越しされた福井守さんの工房を訪ねました。
篠山市はかつて篠山藩の城下町として栄えた歴史ある街で、篠山城址とお堀の周りには現在も古い町並みも保存されているという素敵なところでした。新しくオブジェもお願いしてきたので、完成が楽しみです。

夏季休業から戻り、本日から営業しています。通常定休日である水・木曜日の明日19日と明後日20日も営業いたします。皆様のご来店をお待ちしております。

fukui mamoru sebato 工房

fukui mamoru sebato材料

fukui mamoru sebato 道具

fukui mamoru sebato削る

fukui mamoru sebatoやすり

fukui mamoru sebato デスク

fukui mamoru sebato 台



2015.08.16 Sun

low table Qing Dynasty / 清時代後期のローテーブル

中国、清時代後期のローテーブルです。
引き出しの両側に施された装飾を見るとわかるように、以前入荷したコンソールと同時代のものだと推測されます。 塗装はすこし光沢がある朱色のものが施されています。引き出しが1段ついているので小物を収納することが可能。 また棒を刺して引き出しに鍵をかけることができるようになっています。幅64cm、奥行き44.5cmと、ローテーブルとして使いやすいサイズではないでしょうか。
全体的に見られる細かな傷や塗装の剥がれからは年月を経ていることが見受けられます。独特の雰囲気をより強く感じることができ、アンティークの風合いを楽しめると思います。

low table Qing Dynasty / 清時代後期のローテーブル

2015.08.11 Tue

上海アールデコチェア

上海アールデコの椅子です。
背もたれの彫刻と脚部の装飾が特徴的なアールデコのものになっています。シンプルな形をしていますので、モダンなデスクやテーブルとも合わせやすいと思います。シートハイも44.5cmで一般的な高さで、板の座面ですが座り心地も良いです。
イギリスなどのチャーチチェア(教会の椅子)にもにたデザインだったりもし、そのあたりが上海アールデコ・老上海のアバンギャルドな時代を感じさせてくれる要因ではないでしょうか。在庫2脚あり。

shanghai ART DECO chair / 上海アールデコ チェア

2015.08.09 Sun

old shanghai book case / 老上海 書棚

老上海の書類収納です。
ガラスの入った扉をスライドさせて開閉させます。収納は4段。内寸は、幅.955 奥行.300 高さ.340 mm。数ミリ程度の誤差はありますが、大きな写真集や図録なども余裕を持って収められます。食器収納としても使えそうですので、中にもう一段棚板を造作しても良いかもしれません。商品の展示用什器としても面白いのではないでしょうか。
高さも180cmあるので、置いた空間に対しての存在感、また木の風合いやその佇まいは他の上海家具同様に格別なものを感じます。

old shanghai book case / 老上海 書棚

2015.08.08 Sat

コットンラグ

シンプルな幾何学模様をあしらった、インドの良質コットンを用いた手織りラグをセールにします。
ウールや化学繊維のラグマットは遊び毛が出て管理が大変。また冬は暖かくて良いですが夏はちょっと暑く感じることがありますが、こちらのラグはコットン製なので、夏はさらっと涼しく、冬は温かく足元を包んでくれます。通年使えて、また汚れてもご自宅で手洗いして日陰で干すなど、お手入れも簡単です。

対象は写真の薄紫色グレー/ブラウンの2色。サイズは使いやすい1.8m x 1.2mで、どちらも店頭に展示していただけの新品で各1枚づつです。
是非ごご覧ください。

インドのコットンラグ 薄紫
インドのコットンラグ グレー/ブラウン

商品に関するご質問やご注文はメールお電話でも受け付けております。お気軽にご連絡ください。



2015.08.07 Fri

de-ram-cup-and-saucer

オランダの de ram という陶磁器ブランドのカップ & ソーサー。1929年の製品です。
シンプルで軽く、取手の部分は広いので非常に持ちやすいです。デザインなどで特徴的なところはありませんが、機能的で日常生活で使う道具としては良いと思います。
6脚ありますので、来客用のセットとしていかがでしょうか。

cup & saucer

2015.08.02 Sun

old shanghai tiletop sidetable / 老上海 タイルトップ サイドテーブル

老上海のタイルトップサイドテーブルです。天板がタイルになっています。
和平飯店のものと同じタイルで、色が違うものが使われています。和平飯店のテーブルのタイルは日本の会社のもの(社名不明)が使われており、こちらも同じ会社のものと思われます。当時の建築などでは日本製の素材(特に陶器やタイル)を使ったものも多かったようなので、そういう経緯で使われたのではないでしょうか。
こちらのサイドテーブルは高さが73cmあり少し高めです。植物やオブジェなどを飾る台として玄関先やお部屋のコーナーなどで使うのに良さそうです。

old shanghai tiletop sidetable / 老上海 タイルトップ サイドテーブル

2015.08.01 Sat

東京旧市街地を歩く

8月のお休み ・・・5(水)、6(木)、13(木)〜17(月)、26(水)、27(木)※13(木)〜17(月)は夏季休業とさせて頂きますが、通常定休日の、12(水)、19(水)、20(木)は営業いたします。ご来店・お問合せの際はご注意ください。

12日(水) 12:00~19:00 ※通常定休日ですが営業します
13日(木) 夏季休業
14日(金)   ↓
15日(土)   ↓
16日(日)   ↓
17日(月)   ↓
18日(火) 12:00〜19:00
19日(水) 12:00~19:00 ※通常定休日ですが営業します
20日(木) 12:00〜19:00 ※通常定休日ですが営業します

写真は森岡書店 森岡督行氏著の「東京旧市街地を歩く」。ヨーロッパの街には存在しますが、日本には存在しない「旧市街地」。日本における「旧市街地」とは・・・という森岡さんの視点で、東京にある近代建築や橋などを巡り、写真とともに紹介されている一冊です。1年半前、on the shore を開くにあたって見て回った街で気になった建物もいくつか収められていました。森岡さんが本書で書かれているように、なんとなく見慣れた東京の街もこういった視点で見ることで、今まで感じなかった興奮を感じることができるのではないでしょうか。添えられた文章もとても興味深い内容になっていますので、是非ご覧になってみてください。

「東京旧市街地を歩く」
著者 森岡督行
発行 株式会社エクスナレッジ
デザイン 新保慶太+新保美沙子 (smbetsmb)
写真 高橋マナミ

デザインは東京都庭園美術館リニューアルのデザインを手がけられた新保慶太+新保美沙子さんのsmbetsmb。写真も同じく庭園美術館の写真を撮影された高橋マナミさんです。ロゴやサイトのデザインも素敵なのですが、特に高橋マナミさんの写真はドキッとするようなきれいな写真だとおもいました。

2015.07.31 Fri

shanghai art deco coat hanger

上海アールデコのコート&ハットハンガー。古い材を用いて、古いデザインを元に作られたリプロダクトになります。
僕自身、今まで見たことがない、ちょっと変わったデザインをしていると思い仕入れました。フックは3箇所。面白い形に切り取られた板に付いたフックに、帽子、コート、マフラーなど別々に掛けることができるようになっています。真ん中のバーには傘などを掛けられそうな感じです。
ベースの上にもバッグなどの荷物が置けるくらいのスペースがあるなど、機能的にも優れたハンガーだと思います。

shanghai ART DECO coat & hat hanger / 上海アールデコ コート&ハットハンガー

2015.07.26 Sun

ART DECO chest / アールデコ チェスト

アールデコのチェストです。
以前入荷した アールデコのデスクと非常によく似た作りの製品です。同じ工房で作られたものではないでしょうか。丸いフォルム、弧を描く背板は鏡だったのか今となってはわかりませんが、元々はドレッサーのような物だったようにも思えます。脚部のデザインも個性的で僕には生き物のようにも見え、とても面白いと思います。余計な装飾がなく非常にシンプルですが、雰囲気があり他には無い製品ではないでしょうか。
収納としてはとても使いやすく、幅もありますので洋服などをしまうのにはとても良いと思います。

ART DECO chest / アールデコ チェスト