福井 守 / 木のオブジェ fo-016

海で拾い上げた流木から生まれた作品です。流木は地上で拾い上げた木とは退色の仕方や風化の仕方が違います。砂が入っていたり、バクテリアによって思いもよらないような模様が現れたり。自然にできた無作為なものというのはこれほど美しいものなのでしょうか。
木という素材に導かれるままに削り出し形になっていく福井守さんの作品。思い通りの形にしていくのではなく、木との中間点を見つけていくという感覚が近いと彼は言います。木との対話によって生まれる作品は一つとして同じものはなく、どれもが個性的な表情と存在感です。

作家
福井 守
サイズ
幅.260 奥行.145 高さ.305 mm
素材
本体:不明(流木)、ベース:鉄(ミツロウ仕上)
価格
sold

[特記事項]
・天然の無垢材が用いられています。環境の変化により多少変化がありますが、それも木の特徴・風合いとしてお楽しみください。
・本体とベースは取り外しができます。