福井 守 / 木のオブジェ 009

福井さんがアトリエを構える篠山市の山で間伐材として切られたニセアカシアの木です。ニセアカシアの花からは甘い蜜が取れる為、蜂蜜の蜜源となる木だそうです。波を打ったよう木目が特徴で、鉄染の色の染まり具合のグラデーションが綺麗です。虫が木の中で動いた跡が地図のような模様になっています。
木という素材に導かれるままに削り出し形になっていく福井守さんの作品。思い通りの形にしていくのではなく、木との中間点を見つけていくという感覚が近いと彼は言います。木との対話によって生まれる作品は一つとして同じものはなく、どれもが個性的な表情と存在感です。

作家
福井 守
サイズ
幅.65 奥行.60 高さ.290 mm
素材
本体:ニセアカシア(鉄染)
ベース:鉄(ミツロウ仕上)
価格
sold

[特記事項]
・天然の無垢材が用いられています。環境の変化により多少変化がありますが、それも木の特徴・風合いとしてお楽しみください。
・本体とベースは取り外しができます。